東京都が11日夜、「東京アラート」を解除し、12日午前0時に休業要請などの緩和の段階を「ステップ3」に移行したことを受け、「知事選の告示が近いからだろう」「さすがは自分ファーストの女帝様」と小池都知事のパフォーマンスぶりを揶揄する声や、「結局『東京アラート』って何だったの?」というツッコミが相次いだ。
「東京アラート」は、都民に新型コロナウイルスへの警戒を促すために小池知事が6月2日に発令したもので、レインボーブリッジと都庁を赤くライトアップしてきた。
新たな感染の確認が一週間平均で1日あたり20人未満となるなど、都が設定した感染の状況を示す3つの指標すべてで解除の目安を下回ったことから、「東京アラート」の10日ぶりの解除を決めた。
これに対し、舛添要一前都知事が即座にツイッター上で反応。
本日の東京都のコロナ感染者22人、感染経路不明者10人。「東京アラート」解除。明日からステップ3。麻雀店、パチンコ屋、キャバレー、ナイトクラブ、カラオケなども再開。接待を伴う飲食店とライブハウスは18日まで自粛要請。都知事選公示が18日、選挙戦のスタートとタイミングが見事に合っている。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) June 11, 2020
ネット民たちからも、
小池氏の気分次第で発令したり解除したり?ステップ3って何?これから私の知事選よ、ですか?
都民とのコンセンサスも得ていない「東京アラート」小池ゆり子知事のパフォーマンスだけ、その検証もないまま自粛要請を解除する。知事選の告示が近いからだろう。
今日の感染者数は22人なのに、それはスルーして予定通りに今夜解除するんだと。感染者数が少なきゃ口実に利用し、多きゃスルー。さすがは「自分ファースト」の女帝様ですね。
など、告示間近の都知事選との関連を指摘し、小池知事を揶揄する声が相次いだ。
また、東京アラートのそもそもの意義自体を疑問視する声も。
ほらね、やっぱり名ばかりでなんの意味も持たないアラートなんよ。
東京アラート解除って大丈夫?って思ったら あのアラート自体大して意味を成していない事に気がついたw
結局「東京アラート」って何だったの?建物を金かけて赤くライトアップしただけ?