議員の地元活動ってなに?

こんにちは、
東京都議会議員(町田市選出)
無所属 東京みらい おくざわ高広です。

新型コロナの影響や知事選を踏まえて自粛していた地元活動を再開しました。

地元活動とは、
議員が自身の選挙区で行う活動のことで、

  • 駅などでのビラ配りや街頭演説
  • 地域の行事などへの出席
  • 戸別訪問やポスティング
  • 政治活動用ポスターの掲示

などを指します。

※町田の二大巨頭のお隣を拝借。

「一期生の仕事は、次への当選だ!だから地元活動を重視せよ!」

といったアドバイスをいただいたこともありますが、地元活動を重視するあまりに議会活動がおろそかになるようなことがあってはならないというのが私の考えですが、果たして皆さんにはどう写っているのでしょうか?

先日、アフターコロナの政治について考えるイベントで、政治家に期待するものは?という問いがありました。そこで出たのは、
「地元活動をしっかりやってほしい」
というもの。でも、その理由をよく聞くと、
「私たちの声を反映させてほしいから」
とのこと。

そこで、ピンときました。

政治家にとっての地元活動
➡️次の当選のためのPR

有権者にとっての地元活動
➡️政治家が市民の声を聞いて、議会活動に活かしていくこと

つまり「地元活動」の定義が違うことに気づいたのです。

そういう意味で、ここ数日の地元活動には変化が生まれています。それは、駅でビラ配りなどをしている際に、声をかけていただき、問題意識を伝えてもらえる機会が増えてきていることです。

政治家に声をかけることはハードルが高いとお伺いします。声をかけたら、その政党や後援会に入れられてしまうのではないか、難しい政策論争をふっかけられるのではないか、いった不安があると聞きます。

これまでの朝のビラ配りでは、1時間で50枚配ることを目標にしていましたが、これからは1時間で少なくとも1人から話しかけられる雰囲気づくりを心がけたいと思います。また、その前後にゴミ拾いするのも良いかもですね。

これまで胸につかえていたものがスッキリと取れた気分です。

私の「地元活動」は、伝えることではなく、受け取ること、貢献することにシフトチェンジしていきます。
同じ「地元活動」でも、その目線の違いで雲泥の差になりますね。

皆さんの知ってる議員の「地元活動」、果たしてどちらでしょう?


編集部より:この記事は、東京都議会議員、奥澤高広氏(町田市選出、無所属・東京みらい)のブログ2020年7月8日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおくざわ高広 公式ブログをご覧ください。