乱世が間近に迫っているのだから、私は、この乱世を乗り切る知恵と力と志を持っておられる方は遠慮せず名乗りを上げたらいいと思っている。
自民党内の最大派閥とされている細田派が割れそうだ、などという観測記事が出てきた。
まあ、割れるのにはそれなりの理由があるのだろうから、割れてもいいんじゃないかな、というのが私の基本的なスタンスである。
総裁選に名乗りを上げたい人が少なくとも細田派の中に3人いる、と報じられているが、そのくらいの気骨がある人が現状で複数いた、というのは、ある意味で結構なことである。
特に傑出した人がいるわけではないが、だからと言って今の段階でそういう志のある人を引き摺り下ろすこともないだろう。
どんどん競い合わせればいい。人望も実力もない人はいずれ脱落していくだろうし、上手くすれば切磋琢磨を続けている内に脱皮して大きく成長していくかも知れない。
細田派の中で閥を作る程の力はどなたも持ち合わせていないようだから、いずれレースから脱落していくだろうと思うが、やってみる価値はある。
さて、どうなるかな。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年7月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。