知っトク解説:今回は“マイナポイント”

マイナポイントは、マイナンバーカードの普及のためにキャッシュレスで決済することでもらえるポイントのことです。

クレジットカードなら、買い物代金などの25%ICカードなら、チャージ金額の25%のポイントが上限5000円相当まで付与されます。

この事業の趣旨は、マイナンバーカードの普及なので、ポイントを得るためには、まずマイナンバーカードの取得が必要です。

マイナンバーカードは、住民票がある市区町村に申請して交付されます。
申請から交付まで、およそ1ヶ月かかります。

マイナンバーカードを手元に用意し、スマートフォンやパソコンなどでマイナポイントの予約をします。

市区町村が窓口を設けていたり、郵便局、コンビニ、携帯ショップなどにある端末で手続きすることもできるようになっています。

さらに、前のポイント付与の対象になるクレジットカードや電子マネー、QRコード決済などの中から一つを選んで登録します。

その上で、9月1日から来年3月末までの買い物などの決済やチャージなどの25%がポイントとして付与されることになります。

今年4月1日の段階で、マイナンバーカードの交付数は約1656万でした。

9月1日の段階では2420万まで増えています。

一方、7月1日からマイナポイント事業の登録を受け付けて、8月30日までの段階で約400万人が登録しました。

マイナポイントを付与するということで、マイナンバーカードの交付が飛躍的に増えるまでには至っていません。


編集部より:この記事は、前横浜市長、元衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2020年9月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。