傍若無人な二階派いや二階組にどう対抗?林芳正氏の決起を促す

あれは、もう二階派ではなく、二階組だなと思わざるを得ない。

二階氏(自民党サイトより:編集部)

仁義なき戦いは別に広島だけでなく、お隣の山口でも二階さんの地元の和歌山でも、さらには麻生さんの地元の福岡でも、勃発しそうである。それにしても山口3区の現下の情勢が如何に緊迫しているかがよく分かるような朝日の報道であった。

河村氏(自民党サイトより:編集部)

二階派の面々が二階さんはじめ20人もの軍勢で山口県宇部市で開かれた河村建夫元官房長官の決起集会に馳せ参じたというのだから、山口三区に鞍替え出馬を検討していると言われている林芳正参議院議員にとっては大変な牽制球を投げられた感じだろう。

林氏(自民党サイトより:編集部)

二階派、いや二階組と事を構える勇気が林芳正氏にあるのかどうか、が問われる事態になってきた。

普通なら怯んでしまって一切口を閉じてしまうところだろうが、ここで黙ってしまえば、林芳正氏はそれまでの人、ということになってしまう。怖いだろうが、ここは腹を括るところである。二階派だけでは天下を取ることは絶対に出来ない。細田派、麻生派、竹下派の皆さんが、二階派をウンザリした面持ちで見詰めていることが菅擁立劇の中で既に明らかになっている。

傍若無人な二階派いや二階組の勢いを削ぐことが出来るのは、どうやら岸田派の林芳正氏と細田派の世耕弘成氏のお二人のようである。

世耕氏(自民党サイトより:編集部)

自民党の思い切った世代交代を実現するためには、林芳正、世耕弘成のお二人に奮起してもらうしかなさそうだ。

怯むな、林芳正!

まあ、あくまでも地元の皆さんが林芳正氏の蹶起を促している、という大前提があってのことだが・・。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年10月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。