こんにちは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
決算特別委員会でたばこ商業協同組合への助成について質疑をしました。
この件については、何度も議会で取り上げてきましたが、たばこ商業協働組合へ助成をすることで環境美化活動の予算です。
毎年100万円の予算が計上されていますが、4年連続で決算実績が0円の状況が続いていました。
たばこ商業協働組合自身も自主財源で各種活動に取り組まれているので、助成自体が必要ありませんでした。
区職員が組合と交渉することで人件費も発生するので積極的に廃止をすべきだと訴えてきました。
安定した行政運営を行うことが大切な一方で、前例踏襲的に予算が決まってしまいる側面があります。
また、助成事業について時代の流れを反映し、新規参入が可能になるよう、毎年ゼロベースで予算を計上することが必要だと考えています。
(そもそも助成事業には積極的ではありませんが。)
以下、質疑の要旨です。
伊藤 たばこ商業協働組合の事業助成は今回も100万円の予算に対して実績がありません。何年もこの状況が続いているので廃止をすることを検討いただけないでしょうか。
総務課長 令和2年度についても事業助成を辞退され5年連続執行ゼロとなりました。組合と今後の方向性について協議をしたところ、活動はしているが自主財源で十分に活動できることがわかりました。協議が整いまして今年度をもって事業廃止をすることになりました。
具体的に廃止をいただけるということで、ご答弁をいただくことができました。
ご決断をいただき、改めて感謝申し上げます。
0円の事業を廃止することにつながっただけなので、財源捻出ができたわけでもないかもしれません。
しかし、行政が組合へ気をつかいすぎてしまっていたのか、実績のない事業へ予算が計上され続けていたことは問題でした。
自主財源でご対応いただけるということも大変ありがたいことです。
予算を計上すれば、納税者にご負担をいただくことになる可能性があります。
言いづらいこともあると思うので、議会からも積極的な提案をしますが、さらなる精査をいただき、予算編成に努めていただきたいと考えています。
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本件に関しては、高校生インターンからこの問題について提案をいただき、本会議で質問をしました。
質問作成ワークショップと称して、分厚い予算書や決算書を渡して放っておいただけですが、着眼点は素晴らしいものでした。
高校生インターンでお世話になっていたNPO法人I-CASさんもコロナでリアルでの活動は自粛をされていますが、また受け入れたいと思います。
それでは本日はこの辺で。