ゆるい糖質制限している人が考えた「炭水化物祭り」

開店して6年目に突入したSHINOBY`S BAR 銀座ですが、コロナ禍で厳しい経営環境が続いています。現状を打破しようと、店長と知恵を絞って試行錯誤を続けています。

新しいメニューの追加のアイディアが色々あるのですが、メニューを増やすと食材の仕入れが増え、来店客が増えない場合、廃棄ロスで赤字になってしまいます。

かといって今までのメニューでは、現状維持になってしまいます。

そこで考えたのが、既存メニューの組み合わせです。人気メニューを合わせて注文できるようにするのなら、仕入れを増やさず満足度を高められることができるかもしれません。

SHINOBY`S BAR 銀座で人気のメニューと言えば、羊の香草焼き、カレー、そして焼きトリュフリゾットの3つです。4000円税別で提供しているプリフィクスメニューでは、〆のお料理がカレーになっています。これを、追加料金500円税別で、カレーと焼きトリュフリゾットの合い盛りに出来るようにしてみました(写真)。

今週開催した新作メニューの試食会で、参加者の方に聞いてみたところ、ほとんどの方が追加料金を払って合い盛りにしていました。

食べ方の工夫は、焼きトリュフリゾットを最初にして、その後カレーにすること。そうしないとカレーの香辛料でせっかくのトリュフの香りが飛んでしまいます。

という訳で、緩く糖質制限している私も、合い盛りでしっかり炭水化物を摂取して、大満足でした。

SHINOBY`S BAR 銀座にまだいらしたことの無い方も、通年実施の「炭水化物祭り」に参加してみてください。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2020年10月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。