私が年賀状を続ける理由

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やや遅いのだが・・・。年賀状の準備がほぼ終わった。いや、今年は引っ越しをし。住所変更の案内を含め、夏に暑中見舞いを送ったので住所の変更はほぼすんでおり。らくらくだった。書き損じ分だけ対応して、終了。ふぅ。

年賀状は「虚礼」「茶番」「オワコン」と呼ばれる。ここ数年「年賀状を今年でやめます」とご挨拶頂くことも増えてきた。SNSがあるからいいだろ、という声もある。

それでも、私はプライベートのつながりの人にしぼり、続けている。同世代でもSNSをやっていない人(やっていても、アカウントをもっているだけで放置している人)もいるわけで。LINEや携帯の番号、メアドも知らない人もいるわけで(住所だけが頼り)。

SNSにおいても、Twitter、Facebook、Instagram、LINE、mixiとそれぞれで見せる顔は違うわけで。年賀状における、私と友人たちは、何かこう、よくも悪くも昭和、平成的で、ほっこりする気がする。

というわけで、今年も170枚用意するの巻。まあ、ネタバレだが、娘の写真で。残念ながらこのブログのように、私の自撮り写真はないのだけど。

何でもオワコンと決めつけず。それぞれの意義を考えることが大事。

さ、年末年始は原稿。


編集部より:この記事は千葉商科大学准教授、常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2020年12月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。