物議を醸し出す「自民、男性国会議員が妊婦体験」

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

日々様々な論争が巻き起こるtwitterランドでありますが、今日はこちらのTweetに3,000以上の引用RTがつき、批判が殺到してました。

「たった二日間でわかった気になられても困る」
「単なる重み以外にも、妊婦には大変なことや身体の変化がたくさんある」
「自民党の政治パフォーマンスじゃないか」

というご指摘はもっともですし、どうせやるなら若手ではなく重鎮クラスが1時間でもやって本気を見せて欲しいとは思いますが、それでもこれは一歩前進です。

私も次女が妻のお腹にいた際、保健所で行われている「両親学級」に足を運び、この重りをつけて行動する体験をやりました。

二日間どころかわずか10分程度ですけど、寝っ転がって「おおっ?!」と重みをずっしり実感してみたり、つま先が見えない不安を感じたりと、意識の変わること大でした。

正直、両親学級に行くのは「面倒だな」と思っていたことを今は反省してますし、強く誘ってくれた(?!)妻には感謝しています。

おそらく忙しい国会議員はこうした両親学級や体験に参加したことはないでしょうし、これを少人数とはいえ政権与党が実施するということは、小さいながらもそれなりの影響力を持つのではないでしょうか。

ので政治家でなくとも、多くの男性に自治体が主催している両親学級などのイベントに参加してもらいたい…と思うのですが、今はコロナでやっていないところが多いのですね。

少し調べてみたところ、妊婦体験ジャケットは購入するにはかなり高いのですが、レンタルしてくれる事業者などもあるようです。

また、佐賀県では妊婦体験ジャケットの貸し出しを行政が行ってました。素晴らしい取り組みの一つですね。

妊婦ジャケット貸し出します

私も妻がそろそろ妊娠6ヶ月に突入。つわりなど体験できない身体の変化もありますが、できる限りの意識を持ってともに生活していきたいと思います。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年4月6日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。