5月15日土曜日に、1回目の新型コロナワクチン接種をした医療従事者の妻が、その3週間後の6月5日土曜日に2回目のワクチン接種を受けた。2回目接種の体験談を以下に記そう。
先ず、注射については、妻曰く「1回目よりは痛く感じた」ようだ。しかし、これは注射の打ち手や、本人の当時の気分・体調等によっても変わってくると思われるので、万人に当てはまるかは分からないと思う。
ちなみに、妻は「1回目は覚悟を決めて打たれたが、2回目は油断があり、痛く感じただけかもしれない」と語っていた。接種後、15分は何事もなく、無事に2回目接種は終了した。ところが、1時間ほど経って、突如、少し吐き気のようなものに見舞われたという。妻は2回目ワクチン接種の「緊張のため」「気のせい」と語っており、この吐き気が副反応によるものか否かは不明である。2回目のワクチン接種後は、高熱を出して寝込む人も多いようで、妻はそれを聞いて心配し、緊張していたようだ。
さて、妻によると、その夜の22時頃から、注射したところが痛くなったとのこと。注射した箇所の痛みは、前回にも見られたことである。
翌日の昼12時頃になると、刺した部分の痛みは和らいできたが、両側股関節が痛んできたようだ。そして、15時には37.5度の熱が出て、更に背中にも痛みが出てきたのである。17時には倦怠感を生じ、21時には熱は37.8度にまで上昇した。
私はこの話を聞いた時「これ以上は上がってくれるな」と念じたが、6月7日の月曜日の朝には熱は平熱となり、倦怠感も改善したという。38度以上の高熱を出して苦しむ人もいると聞くなか、熱は出たものの、37.8度で収まって、幸運であったと思う。これが、2回目のワクチン接種の概要である。
1回目と2回目、総合して考えてみると、注射の痛みについてはそれほど心配するほどでないこと(注射が凄く痛いように思えて、接種を迷っている人もいると聞く。もちろん、痛みの感じ方は人により違うものだが)、1回目の時にはなかった倦怠感や体の痛み、発熱が2回目には見られることが分かった。
他の人の接種後の情報と勘案すると、2回目接種の翌日には、できるだけ大きな仕事や重労働は入れないほうが良いと思われる。あくまで個人の体験談になるが、今回の情報が皆様の何らかのお役に立てば幸いである。
編集部より:この記事は投稿募集のテーマで寄せられた記事です。アゴラでは、さまざまな立場の皆さまからのご意見を募集します。原稿は、アゴラ編集部([email protected])にお送りください。