もう、皆さん、無党派層や中間層の支持を得ることを諦めてしまったのかしら
既成政党の皆さんは、ご自分の固定客にばかり目が向いて、いわゆる無党派層や中間層、いわゆる浮動票を獲得することには殆ど関心がなくなったのかな、と思うような出来事が相次いでいる。
無党派層や中間層、いわゆる浮動票と目されている方々からどんな批判を受けても構わない、と思っておられるように見受ける人が永田町に目立つようになった。
自民党はLGBT理解増進法案を葬り去ることで一部の熱烈な保守層にアピールしたようだし、立憲民主党の森ゆうこさんは、北朝鮮にワクチン提供を申し出るよう政府に強く要請したことでその筋の支持者からの支援を確保したようだし、同じ立憲民主党の枝野さんはオリンピックの中止なり延期を求めることでオリンピック開催反対派の支持を確保することに焦点を定めたようだから、私が見ている範囲では無党派層や中間層に向けて有効な一手を打っている政党は殆どないように見える。
無党派層や中間層の方々にいくらアピールしても手応えが一向にないということで、皆さん、諦めてしまったのだろうか。
一番無党派層や中間層にアピールしやすいと思われる立ち位置にあるはずの国民民主党も然り。支持率がいつまで経っても1パーセント程度で、一向に上昇する機運がないので、関係者の皆さんの意欲が萎えてきているのかも知れない。
まあ、仕方がないと言えばその通りなのだが、ここは、皆さん、気を取り直してしっかり頑張るところだろう。
またまた真面目な支援者をゲンナリさせるような国会議員が現れた
まあ、この人だけは外しておいた方がいいな、と思っていた人が案の定、支援者の方々をゲンナリさせてしまうような発言をしたようだ。
女性議員ではあるが、野党きっての武闘派の一人のようで、その立ち居振る舞いから常に目立つ存在である。
まあ、悪名は無名に勝れり、を地で行っておられるのだろう。
穏健保守の国民民主党には合わないだろうと予てから思ってきたが、この人を引き受けた立憲民主党もさすがに手を余しておられるのではないか。
この人と松原仁氏が同じ政党に所属している、というのは、さすがに理解し難い。
この人が国会で何と言ったかは、皆さんでお調べいただければ幸いである。
ちなみにこの方は、何とかゆうこさんである。
発言力も、行動力もある。
周りをウンザリさせる力は、抜群である。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2021年6月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。