13日の記者会見で、西村康稔経済再生担大臣は辞任を否定しました。「深く反省している」「責任を果たす」と今後の信頼回復に意欲を示しました。緊急事態宣言中に酒類の提供停止に応じない飲食店に対し、金融機関に取引停止の圧力をかけるという発言をして、大きな非難が起きていました。
菅義偉首相や関係閣僚が出席した打ち合わせでは、内閣官房が金融機関への要請について説明し、銀行などを監督する金融庁や、政府系金融機関を所管する財務、経産両省と事前に調整していたと言われています。
政府関係者は、責任の所在を曖昧にしようとしています。「調整段階から異論があった」ようです。
西村大臣は徐々に梯子を外されていく様子です。
政権与党には、適切で迅速な対応を期待したいところです。
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