参院内閣委員会の閉会中審査が7月15日開かれました。その中で、政府の新型コロナ対策分科会の尾身会長が都に4度目の緊急事態宣言が出ていることにかんして、「人々の行動制限だけに頼るという時代はもう終わりつつある」との認識を明示しました。
それに対し、気が付くのが遅すぎるという意見が多いようです。
尾身さんファンには申し訳ないけれども、気が付くのが遅すぎると思います。日銭頼りにはせいぜい2ヶ月が我慢の限界だと思います。もちろん支援はされたけど、どれだけのお店が潰れてしまったか。
「行動制限だけに頼る時代、もう終わり」尾身会長が認識(朝日新聞デジタル) https://t.co/7BcfUxpOzQ
— Takayuki Miyazawa (@takavet1) July 15, 2021
全くそのとおりだと思いますし、そのようなご回答をなさったことに敬意を評しますが、尾身さん、おそすぎませんか? 昨年の3月くらいから、そういう姿勢でいらっしゃるべきだったのでは?
「行動制限だけに頼る時代、もう終わり」尾身会長が認識https://t.co/AmMyXp1XfT
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) July 15, 2021
当然、行動制限の政策が変更されることを期待する声も上がります。
信じてました w
「行動制限だけに頼る時代、もう終わり」尾身会長が認識(朝日新聞デジタル)#Yahooニュースhttps://t.co/5lroa4WgbO— Isseki Nagae/永江一石 2回接種済み (@Isseki3) July 15, 2021
そもそも飲食店を限界に追い込んだのは誰だったのかという批判はぬぐえません。
尾身茂氏が国会閉会中審査で「人々が緊急事態に慣れ、飲食店も限界との声の中で行動制限だけに頼る時代は終わりつつある」と発言。驚愕。この非常識理論に固執し続けたのが貴方。“ゼロコロナ派”尾身氏の為に日本は追い詰められ、世界に恥を晒す事に。今頃気づいてどうする。https://t.co/VaX2CNFRGt
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) July 15, 2021
ただし、尾身会長は、「休業要請はもちろん大事だが、サイエンス・テクノロジー(への投資)は、それに比べるとずいぶん効率の良いお金の使い方だ」と言っているだけなので、抜本的な方針転換ではなく、研究費などにお金の使い道を変えようと言っているのではという意見も散見されます。
■
一方、8割おじさんこと西浦博先生は、4度目の緊急事態宣言前に「もう感染拡大が止められないシナリオさえ想定せねば」と最大級の危機感を訴えていました。
緊急事態宣言の持続効果について。ご覧下さい。https://t.co/JB5PK5Blto
— Hiroshi Nishiura (@nishiurah) July 7, 2021
また、政府は政府で「オリンピックはバブル方式※で安心安全な大会運営をします」と言いつつ「ぜんぜんバブルで取り囲んでない!」という、ちぐはぐな対策を取っています。
なにがバブル方式でしょうか?
もはや感染拡大を助長しているように見える。銀行や卸に圧力をかける事をコロナ対策だと思って大臣が恫喝し総理が相当遅れてお詫びし、言い訳。
朝から夜まで頭がいっぱいでも、間違い連発。民意を汲めず能力不足なので変えてください。https://t.co/D92e3kjy4C— 倉持仁 (@kuramochijin) July 14, 2021
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大防止策の一。国際的なスポーツ大会で、選手や運営関係者を隔離し、外部と接触させない方式。泡(バブル)の膜でとり囲むように、内部と外部を遮断することからの名。(コトバンクより)
政府も専門家も、ほんとうに苦境に立っている人たちに寄り添ってほしいものです。