尾身氏は通常医療5割削減を呼びかけよ~コロナ四題噺

コロナについてFacebookで好評だった私の提案を四つ選んで提供したい。

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通常医療を削減してコロナ医療にまわせば人流抑制と医療崩壊阻止と両方実現する

尾身茂先生と全国の医療関係者に告げる。人流を減らしたければ、コロナ関連以外の医療をまず50%減らすべきだ。急ぎ必要でないかどうかを選択し、関係の医師などはコロナ医療にまわるべきだ。

そうしたら、国民も人流を減らす必要を実感するだろうし医療逼迫もたちまち解消。まず隗より始めるべきなのは、医療関係者だ。飲食関係者とか一部に負担を集中させるのは倫理にも反する。

カンボジアで三度目の接種始まる

カンボジアで中国製ワクチンを二度した人にアストラゼネカを三度目のワクチン接種を始める。ただし、デルタ株に対応したものだが、中国製が無意味だったということではない。中国製二度とアストラゼネカ一回が程度はともかくワクチンせずにアストラゼネカ一回より効果があるのはたしか。

それにしても、アストラゼネカを使わなかった日本の医療界のバカさ加減は犯罪的。

バブル方式のお陰で五輪選手を一般国民から守れたという皮肉

東京オリンピックの実務に関わっている友人と少しおしゃべり。一般市民と関係者を接触させないバブル方式はワクチンを打って検査もしている外国人に対して失礼でやり過ぎだと思ったが、東京でこれだけ感染が拡大していると、バブル方式にしておかなければワクチンをしてない東京の一般市民から選手など関係者に対し感染が広がっていた可能性があり怪我の功名であった。

また、無観客にしたのは馬鹿げていたがオリンピックの外国人のせいで感染が広まったと言うデマを封じ込められたのはこれまた怪我の功名だった。まぁ世の中何がいいかわからないが、思ってたのとは全然違う理由で結果良しと言うものはよくあることである。

ワクチン接種の一回目と二回目を空けるのも選択肢

もし東京などでの重症患者の増加が最大の懸念だとしたら、それら地域でのワクチンの一回目と二回目の間隔を少し長めにして一回目接種を早くたくさん進めることが賢明だと思うが違うのか。各国で実施しているところもある。

これは、意見が分かれるところだろうが、アストラゼネカの場合だと三週間から六週間のあいだに二回目をしろと推奨している。それなら、三週間を四週間か五週間に伸ばしたらそれだけ余裕ができる。一回では感染防止効果には限界があるが重症化防止には効果が高いはずだ。

また、一回でもしたら人心を落ち着かせる効果も大きい。選択肢として検討すべきだ。