首相が最後まで外交努力を続けるのは当然のこと。「卒業旅行」批判はお門違いでも、選挙戦略としては合理的
こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
しかし残念ながら、一部野党からは上記の記事のように
「卒業旅行だ」(立憲民主党幹部)
「コロナ対策に専念すると言ったじゃないか」
などの批判が出ています。
これを批判することはまさに「批判が目的となっている」状態であり(あるいは本気で国益を損ないたいか)、私としては国益の観点から菅首相にはしっかりと最後まで務めを果たしていただきたいと思います。
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批判の急先鋒となっている立憲民主党の中にも、外交安全保障の重要性から健全な意見も出ており、
「政局より政策を」と言いつつ、マスメディアが取り上げるのはわかりやすい対立や批判ばかり。理性的で建設的な政策論には、(つまらないから)多くの方が見向きもしてくれないのが現実です。
主張についても、中道に寄るよりは左右に振った方が明確な支持者を取り込みやすく、政権交代より「野党として一定規模で存在し続ける」ことを目的とするなら左に振り切ることも賢い生存戦略と言えるわけですね。
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そうした中で維新がなんとか存在感を示せているのは、大阪を中心に多数の首長を擁し、実際に政策実現をして伝えることができているからで、それがなかったら本当に厳しいだろうなと思います。
是々非々で政府与党に臨むことは「腰巾着だ」「ゆ党だ」と批判され、物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
ただそれでも、政権交代に近道なし。
遠回りに思えても、地方自治体で着実に実績を重ねながら、政策論を愚直に訴えていく他ありません。
外交安全保障は現実路線、経済・社会政策は大胆な改革を。
維新八策2021(テキスト版も公開されました!)
https://o-ishin.jp/news/2021/08/25/11008.html
広報物の作成も鋭利、進めてまいります。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年9月14日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。