報復人事??これが自民党の限界か。河野太郎氏が党三役・閣僚を外れるサプライズ
こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
岸田新総裁が誕生し、早くも話題は人事(自民党内&閣僚)への移りました。
入閣できず、自民党三役(幹事長・政調会長・総務会長)からも外れ、「広報本部長」…。
河野太郎さんの実行力でしたら規制改革担当相・ワクチン担当相を留任、またはデジタル大臣なども考えられただけに、あまり表に出てこない自民党内の職に押し込められてしまったのは、政界全体としても損失のような感じがします。
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一方で党幹事長にはあの甘利氏が内定と報じられるなど、ザ・派閥人事、論功行賞があからさまに行われています。
あの「口利き疑惑」で大臣を辞任し、入院され、説明責任を十分に果たさないまま表舞台から消えた甘利代議士が党幹事長…!
野党からすれば格好の攻めところですし、世間から見ても「なんだ、自民党は結局変わらないのか」というガッカリ感満載の人事であることは明らかですが、それでも起用せざるを得ない岸田新総裁の懐事情が透けて見えるようです。
やはり、自民党は自民党。政治が大きく変わることはありえません。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年9月30日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。