都民ファーストの会が国政新党を設立:小池総理誕生への道

10月1日に、小池百合子東京都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が国政新党を設立すると発表しました。次期衆院選に候補者を擁立する見通しです。

時事ドットコム

岸田新政権の動きを見ての計算しつくされた行動とも言われています。

小池知事は1日の退庁時に「都民ファの皆さんが何やら動いておられることについて関知していない」とまるでよそごとのように述べていますが、その風を読む力はすごいとの評も。

おときた駿(音喜多駿) / 社会保険料引き下げを実現する会代表 (@otokita) on X
都民ファーストの会が4日に記者会見場を抑えたとの一報。これから最終意思決定をして、国政進出の有無が決まる模様です。世論の反応がポジティブなら、小池百合子知事も10月中旬に辞職して出馬でしょう。二階氏の鎖がなくなり、相手が岸田総理と見ての動き。さすがの嗅覚というべきか…首都決戦だ。

小池氏自身は「総選挙に出馬する意思はない」と言っていますが、額面通りには受け取れません。今後どのような動きをしてくるのでしょうか。そのとき、都議選を行ったばかりの都政はどうするつもりでしょうか。

そして、小池総理誕生の布石となるのか。年齢的に微妙な小池氏ですが、都民ファーストとともにどんな動きをするのか注目が集まります。

3日に都民ファースト代表の荒木千陽都議が都内で記者会見し、詳細を明らかにするそうです。

小池百合子 東京都知事 小池氏HPより