5日の日経平均株価は大幅に急落し、下げ幅は一時984円まで拡大、終値はおよそ1カ月ぶりに、2万8000円を割り込みました。
日経平均、一時900円超安 午前終値は786円安 - 日本経済新聞
5日午前の東京株式市場で日経平均株価が大幅続落し、午前終値は前日比786円58銭(2.8%)安の2万7658円31銭だった。下げ幅は一時984円まで拡大し、終値ベースでは8月30日以来、1カ月ぶりに2万8000円を下回った。前日の米国株式市場でインフレ懸念と米金利の先高観からハイテク株を中心に売られ、5日の
投資家の間では「岸田ショック」と騒がれています。
また、すでに海外でも“Kishida shock”という言葉とともに報じられる有様。
総裁選では株価は上がると自信満々の様子でしたが。。
歴代総理の株価推移。岸田総理で日本経済の終わりのはじまりとの意見も。
ほんとうに笑っているのは誰でしょうか(笑)
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岸田首相が掲げる金融課税引き上げは、「貯蓄から投資へ」と続けてきた従来の政策と真逆の矛盾する政策で、投資熱に水を指すことは間違いありません。規制・構造改革には後ろ向きで、ばらまき分配メインの経済政策では投資家が見放すのも無理はありません。
岸田政権の経済政策は池田信夫氏のこの記事がわかりやすく解説しています。
日本人はなぜ貧乏になったの?(アーカイブ記事)
このごろ「日本人の給料が安くなった」とか「貧乏になった」とかいわれます。それは本当でしょうか。貧乏になったとしたら、なぜでしょうか。よい子のみなさんにもわかりやすく説明しました。2021年10月3日の記事の修正版です。
G7各国の平均...
新政権発足後、まだ何も始まってもいませんが、市場からの厳しい評価を真摯にうけとめ、岸田新政権には早期に経済政策の軌道修正を図ってもらいたいものです。
最後にイギリスの元首相、マーガレット・サッチャーの言葉を岸田首相に送ります。
The poor will not become rich even if the rich are made poor.
(お金持ちから税金をたくさんとっても、それによって貧乏な人がお金持ちになることはない)