共産党の吉良よし子常任幹部会員のABEMA NEWSでの発言が話題になっています。
池澤あやか氏から「ここ数日、表現の自由と児童ポルノ規制に関する話題で日本共産党が炎上していたが、主張に矛盾はないのか」との質問が出た。吉良氏は「矛盾はない。(中略) “こういう表現は本当にまずいよね”“儲からないよね”という合意ができれば、クリエイターの皆さんも作らなくなると思う」と答えた。(上記URLより)
これに対し、表現の自由に敏感なネット民の反応はシニカルです。
吉良良子参議院議員「“こういう表現は本当にまずいよね”“儲からないよね”という合意ができれば、クリエイターの皆さんも作らなくなると思う」
合意を作るというのは思想統制と繋がっており、同調圧力などを駆使するのは法整備より怖い。表現の自由の基礎は自由な発想の許容。https://t.co/0Ms3rJavLm— 兼光ダニエル真 (@dankanemitsu) October 21, 2021
「弱肉強食はいけない」と言っておきながら、そこは弱肉強食でいいのかという冷静なツッコミも。(おぎの稔氏は表現の自由に造詣が深い区議会議員です。)
■
また、言論統制に自覚がなさそうなところが怖いという指摘や。
共産党の無自覚の思想統制体質は本当に怖いわー((( ;゚Д゚)))
>“こういう表現は本当にまずいよね”“儲からないよね”という合意ができれば、クリエイターの皆さんも作らなくなると思う」と答えた https://t.co/BDgeEAMSbV
— 山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン (@otakulawyer) October 21, 2021
自民党は共産党内での言論統制を見習うべきだという意見も。
日本共産党が内部で行なっている言論統制。表現の自由なんて共産党にはない。党員同士で政策を争っている自民党は見習うべきだ。目指すべきは中国や北朝鮮だ。#しんぶん赤旗
https://t.co/O4tdpy577o— あらごん (@arag_on) October 21, 2021
■
民主主義社会に生きるわれわれ庶民は、自由の意味をはき違えないようにしたいものです。
共産党が言うように「議論した上で言論統制をどう法規制するか決めればいい」が通るのであれば、
「マルクス主義がソ連・中国・カンボジアで引き起こした惨劇は疑問の余地が無い。これについて広く議論し国民のコンセンサスを得た上で共産主義思想を法規制しよう」
も通るってことよね— マクラナ・ガレ (@mcranagalle) October 20, 2021