自民・公明が「絶対安定多数」確保、立民・共産は議席減、維新が大躍進

自民・公明両党は、衆議院でいわゆる「絶対安定多数」となる261議席を超える271議席を獲得しました。また、自民党は単独でも「絶対安定多数」となる261議席を獲得しました。

岸田首相Facebookより

「絶対安定多数」とは、衆議院にある17の常任委員会すべてで委員長を選出し、かつ、過半数の委員を確保できる議席数です。

自民党は、東京15区の柿沢未途氏と奈良3区の田野瀬太道氏の2人を追加公認しました。結果、小選挙区で189議席、比例代表で72議席の261議席を獲得しました。公明党は小選挙区で9議席、比例代表で23議席の32議席。両党合わせて12議席減に留まりました。

立憲民主党は小選挙区で57議席、比例代表で39議席の合わせて96議席。選挙前より9議席減らしました。共産党は小選挙区で1議席、比例代表で9議席の10議席で選挙前より2議席減らしました。野党共闘は逆効果だったかもしれません。

日本維新の会は小選挙区で16議席、比例代表で25議席の41議席と開票前の4倍の躍進。

国民民主党は小選挙区で6議席、比例代表で5議席の11議席。れいわ新選組は比例代表の3議席。社民党は小選挙区の1議席。無所属は小選挙区の10人。

このような結果となりました。

NHKより

また、衆院選小選挙区の投票率は、各社の推計は56%前後となっています。2017年の前回衆院選と比べて2ポイント上ほど回っています。総務省によると、期日前に投票を利用した人は、約2050万人でした。