LINEペイの13万件の決済情報が2か月間閲覧可能になっていたと発表されました。LINEペイの委託先会社の従業員が、ネット上で情報を共有するサービスに誤送信してしまい、外部から閲覧できる状態になっていました。
LINEペイ、決済関連情報13万3000件がネット上に漏洩 - 日本経済新聞
LINE傘下でスマートフォン決済大手のLINEペイ(東京・品川)は6日、約13万3千件の決済の関連情報が漏洩し、インターネット上で閲覧できる状態になっていたと発表した。ポイントに関する調査を実施した際に、決済関連情報をソフトウエア開発者向けサイト「ギットハブ」にアップロードしてしまったと説明している。現時点で情報漏洩の...
漏洩した情報のなかには、利用者の名前や住所・電話番号・クレジットカード番号は含まれていないとのことですが、その情報を解析すれば、利用者の特定などできる可能性があるそうです。
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LINEへの視線は厳しいものになっています。
GitHubに個人情報データをアップしている時点でかなり杜撰と言えます。GitHubは公開用のプログラムをアップしてエンジニアが共有するサービスなので、使い方もおかしいようです。
LINEを警戒する人はかなり以前から多いです。
LINEペイを巡っては11月にも二重決済トラブルなどが起きています。
LINEペイ、二重決済トラブル 現在は復旧 - 日本経済新聞
LINE傘下でスマートフォン決済大手のLINEペイは利用者の一部で支払いが二重に発生するトラブルが起きたと明らかにした。同社によると26日午後8時半ごろにシステム障害が発生した影響で、27日に入ってもトラブルが続いた。同日正午時点ではすでに障害は止まり、復旧したという。LINEとジェーシービー(JCB)が発行したプリペ...
今年3月に(Yahoo!を傘下に持つ)Zホールディングスと経営統合した際にも、LINEの情報データの管理はかなり杜撰だと問題になりました。日本人のLINEの個人情報が、韓国のサーバーに暗号化されないままで置かれているなど、LINEの個人情報の管理に対する疑念は高まっています。利用者が離れるのではという指摘が以前からある中での立て続けの情報漏洩です。
2022年4月にLINEペイはPayPayに統合されます。Zホールディングスのデータビジネスは、情報サービスの基本に立ち返ってほしいものです。
ただし、日本人は個人情報に関して無防備すぎるかもしれません。