14日の米英首脳の電話会談で両首脳は、ウクライナ情勢は外交で解決する余地が残されているという認識を示しました。しかし、ロシアが侵攻するのではないかという警戒感はますます高まっています。
これによって、資源高リスクは引き続き懸念されます。
先日大幅反落した日経平均は、すでにウクライナ情勢は織り込み済みという見方もあります。
ゼレンスキー大統領は、ロシアによる侵攻が迫っているとして国外に避難した政府当局者、政治家、実業界のリーダーたちに対し、帰国するよう呼び掛けています。せっかく避難したのですが。
ウクライナ大統領、要人に帰国呼び掛け 「16日に侵攻との情報」 https://t.co/0ia2Ttyocg
— ロイター (@ReutersJapan) February 14, 2022
各国首脳は話し合いを続けると言っていますが、ウクライナに近いロシアの都市であるベルゴロドでは、明らかに戦争に備えているという現地の知らせもあります。
313. Pretty much a last key indicator, RuAF field hospital arrives in Belgorod 20km from🇺🇦. You can also check hospital staffing levels/transfer of specialists, cancelled leave + ward clearance but there’s really no need – RU has obviously prepared for war.https://t.co/kLRB3ASKZg
— Dan (@Danspiun) February 15, 2022
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ロシアに首根っこをつかまれているドイツは、ウクライナにヘルメット5000個を提供してお茶を濁しました。エネルギー資源を抑えられていると、強く対応できません。
ドイツのヘルメット5000個問題たしかにめちゃくちゃ面白いのだが、我が国もつい30年前にPKOに持っていく機関銃は何挺かみたいな碌でもない話が政治問題化した訳なので、まあ皆さん色々ありますよね、という感じがする
— ユーリィ・イズムィコ (@OKB1917) January 27, 2022
世界のエネルギー戦略は、ロシアの思惑に絡めとられてしまっています。
サンモニ「風をよむ」ロシアのエネルギー戦略
寺島実郎氏
世界のエネルギー戦略の中で日本が置かれている状況を考えないと。これはロシアと欧州の問題ではない。日本自身がターニングポイントに来ているおっしゃる通り、当初からウクライナ危機は、環境脳を嘲笑うロシアの世界に対する資源戦略でした
— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) February 13, 2022
ロシアによる日本への世論工作は、着実に成果を上げているのかもしれません。
衆院は8日に“わが国はウクライナの主権と領土の一体性を支持する。政府はあらゆる外交資源を駆使してウクライナの緊張状態の緩和に全力を尽くせ”との決議を採択する。だが肝心のロシアを名指しするのは避ける、と。はぁ?中国の名がない先の“人権状況決議”と同じ。恥を知れ。 https://t.co/uRGMZPIyc3
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) February 7, 2022
在日ウクライナ人の方は、日本のマスメディアの倒錯した報道に苦言を呈しています。
私はまさにロシア語を第一言語とし、生まれも育ちもウクライナ東部で、人生で一度も国の西側に渡ったことすらない純粋の東部出身者です。こういう当事者の意見を聞かず、🇺🇦選挙の結果も見ず、「ロシア語話者=親露」と決めつける似非専門家に腹が立つ。世論調査でも見ればいいのに https://t.co/o6Dkv1TJh3
— ナザレンコ・アンドリー🇺🇦🤝🇯🇵 (@nippon_ukuraina) February 14, 2022
ガソリン代や電気代が高いという短期的な部分だけでなく、経済安全保障の視点からも、エネルギー政策を日本国民一人ひとりがしっかり考えてほしいと思います。
エネルギー資源に関しては、需要側より供給側の方が遥かに優位だという話。https://t.co/DoIA5atd1h
欧州はロシアから天然ガスを年間1677億立方メートル(2020年)輸入。約3分の1がドイツ向け。ドイツは消費量の6割以上をロシアに頼っている。パイプラインはウクライナやベラルーシを経由… pic.twitter.com/KrjzHqrFhW— 石川和男(政策アナリスト) (@kazuo_ishikawa) February 11, 2022