悠仁様の進学についての非常識な批判を糾弾する

NHKより

悠仁さまの筑波大学付属合格について、宮内庁が丁寧な説明をしたのはよかった。ただ、もっと早くから予告すればもっとよかった。

それにしても、国立の学校にすでに存在する提携校制度を利用して進学することに、どうして執拗に攻撃をするマスコミがあるのか許しがたい。「裏口」とまで書いたところもある。そんなこと言い出したら、一発勝負の学力テストによらない、すべての提携校、内部進学、推薦入学、AO入試も裏口だ。

また、国立と私立だって程度の差であって、私立でも学校は公的なものだから同じだし、まして、公表されていない基準による優先入学はすべて否定されるべきだ。留学だってそうだということになる。

皇族の中でいったって、学習院に入るのも、成績が悪くてとか、欠席がちだとかにもかかわらず、進学したり進級すれば同じだろう。学習院の規則のどこにも皇族は特別扱いしていいとは書いてないはずだ。

あるいは海外に皇族が留学するときも、公平な競争で合格されているとは到底思えないが、それは不正とかいうことになる。皇族でなくても勤務先で優先されることなどいくらでもある。

今回の合格を特別扱いということ自体が不適切であるのみならず、皇族の進学をある程度特別扱いすることをいちいち規定をつくらねば許されないというべきなのだろうか。

入ってもついてけなければ何もならないので、そういう進学をしなければいいだけのことだ。悠仁さまの学業は皇族のなかでも、特別に順調で成績も上位クラスに入るようで、とやかくいわれる話ではないのである。

作文コンクールで引用が不適切という話もあるが、不正というようなレベルではない。それを合格発表の日に、盗作などという子どもに対する批判としては皇族でなくとも、不適切な表現をつかって記事にするメディアも品位がなさすぎだ。