ウクライナのゼレンスキー大統領が、23日に日本の国会で演説を行うことになりました。この国会演説は、ウクライナ政府が日本に申し入れたもので、ウクライナ側と日程調整が続いていました。当初は「前例がない」「国会にスクリーンがない」という理由で断るのではという観測もありましたが、国際情勢の激流には逆らえませんでした。
自民党の幹部によると、23日午後6時からオンライン形式で行われることがほぼ決まりました。これから国会での手続きが行われます。
ロシアによるウクライナへの侵攻を巡り、同国への支援や国際社会の連帯を訴えるとみられますが、日本政府・日本国民にとって予想外の発言が飛び出さないか、注目が集まります。
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なにが飛び出すか、さまざまな「予想」がなされています。
また、ふだんの意見の左右を問わず、ゼレンスキー大統領の演説にはさまざまな意見が述べられています。
米議会で真珠湾と9.11を同列に扱ったことを「許さん」という意見と。
今のタイミングで演説に「両国合意の範囲」を設定するのはどうなのかという意見があります。
「とにかく争いに関わるのはダメ」という意見とそれに反対する意見と。
左翼陣営だけでなく、われわれの”お花畑”はついに目覚めるのでしょうか・・・。
日本は左右どころか、あらゆる方面で意見が割れています。ゼレンスキー大統領の演説がどんな内容になるのか注目が集まります。