どういう意味なのか?
朝日新聞「HPVワクチン積極的勧奨再開、医療者側の理解が進む」
朝日新聞が厚生労働省によるHPVワクチンの積極的勧奨の再開に関し、接種後に報告されたような愁訴の「多様な症状」について、「医療者側の理解が進んでいる」と書いています。
従前の朝日新聞の態度からすると、まるで医療者側に問題があったとしたいような雰囲気を感じてしまいます。
朝日新聞がHPVワクチン接種減で死亡者増加の論文を報じるも「健康被害を訴える人が相次ぎ」とだけ記述|Nathan(ねーさん)|note
マスメディアの「重篤な副反応」ワクチン忌避報道と積極的勧奨の停止
Trends of Media Coverage on Human Papillomavirus Vaccination in Japanese Newspapers
A sensational case report shaped the tone of negative media coverage on human papillomavirus vaccination and this trend was not altered by scientific state
厚労省のHPVワクチン積極的勧奨の停止の理由は、マスメディアが「重篤な副反応」として大々的に報じたワクチン忌避報道が原因です。
この論文では朝日新聞の報道が発端となったことが示されています。
この論文の中身の簡単な紹介・解説は以下でどうぞ。
朝日新聞がHPVワクチンを否定する論調の発端だとする論文|Nathan(ねーさん)|note
編集部より:この記事は、Nathan氏のブログ「事実を整える」 2022年4月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「事実を整える」をご覧ください。