東京証券取引所は、4月4日から再編し、心機一転のスタートになります。市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQ(ジャスダック)だったものを、プライム市場、スタンダード市場、グロース市場という分類に変更となります。
発表によると、現在東証一部の銘柄のおよそ84%は最上位のプライム市場へ移行し、スタンダード市場へ移行するのは残り16%の銘柄にとどまります。
最上位にあたるプライムには1839社が上場しています。これは旧市場一部の企業の約85%になりますが、移行措置で基準を満たさない企業が295社混ざっています。
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「東証一部」を安売りしすぎたという指摘もありますが、この反省は活かされるでしょうか。
プライム市場の基準を満たすために、自社株買いも行われました。
また、プライム市場の企業には、様々なハードルが課されます。
一方で、移行に伴うシステム障害を心配する声もあります。
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現在、TOPIXは東証一部に上場する銘柄全てを対象として数値を算出しています。ただし、近年は、東証一部に上場するハードルが下がったこともあり、本来なら時価総額や流通株式数が小さいため上場するにはそぐわない銘柄が多数上場してしまっていました。
何年後かには、中堅社員が若手社員に「昔は東証一部っていうのがあってなあ」とうんちくを語ることになるのでしょうか。