1ドル129円台も日銀は指値オペで国債の無制限買い入れ

日銀は、長期金利の上昇を抑えるため、金利上昇を抑制するため、指定した利回りで国債を無制限に買い入れる「指値オペ」を20日に実施すると発表しました。

エラー|NHK NEWS WEB

円安は進行し、20年ぶりの1ドル=129円台となりました。この措置でさらに円安が加速する恐れがあります。

指し値オペは、日銀が金利上昇を抑えるために、国債を特定の利回りで無制限に買い入れる制度のことです。日銀が国債を大量に買い入れ価格を上げて、金利低下を誘導するという狙いがあります。

最近の急激な円安は、アメリカが利上げを行い、日銀が「指値オペ」で金利を抑え込でいるために日米の金利差が拡大しており、金利の高いドルを買って低い円を売る動きが強まったためとみられています。

この日銀の姿勢には多くの批判があがっています。

黒田日銀総裁 日銀HPより jcrosemann/iStock

日銀みずから円安を加速させています。

円安のメリットを享受する製造業就業者はもはや圧倒的に少数だそうです。

あらゆる資産に対して、円が安くなっています。

ドルでもっていてよかったですね。

物価上昇の原因は、ウクライナ危機の面もありますが・・・。

また、2021年度の貿易統計速報によると、貿易収支は▲5兆3748億円で2年ぶり赤字となりました。

https://twitter.com/goto_finance/status/1516603620678316034

エネルギー価格の高騰で輸入額が膨らんだのは、日銀だけでなく、政府の不作為でもあります。

日本人の窮乏化は加速していってしまうのでしょうか。