デジタル庁のアナログ体質に批判:石倉デジタル監は辞任へ

デジタル庁の事務方トップである石倉洋子デジタル監が退任することになりました。石倉氏は経営戦略やグローバル人事が専門で、一橋大名誉教授でもありましたが、デジタルへの知見は少なかったと見られています。

時事ドットコム

後任は、デジタル庁でCDO(チーフ・デザイン・オフィサー)を務める浅沼尚氏が就任するとのことです。ちなみにCDOとは最高デジタル責任者のことでCIOとはちがうそうです。

2021年9月1日、デジタル庁発足式にて平井卓也デジタル大臣と Wikipediaより

昨年9月に初代のデジタル監に就任した石倉氏は、わずか半年余りでの交代となります。

関係者は本人の能力や体調の問題を指摘しています。

そのデジタル庁はというと、他省庁をしのぐアナログぶりに、民間企業出身者の多くは悲鳴をあげて転職していきました。

デジタル庁は役所なのに自分たちで仕様書すら書けなかったようです。デジタル以前の問題なのかもしれません。

戦争中で大変なウクライナとの差も歴然としています。

デジタル庁内部でいったい何が起きているのでしょうか。取り返しのつかなくなる前に、問題点を整理してほしいところです。