デジタル庁の事務方トップである石倉洋子デジタル監が退任することになりました。石倉氏は経営戦略やグローバル人事が専門で、一橋大名誉教授でもありましたが、デジタルへの知見は少なかったと見られています。
後任は、デジタル庁でCDO(チーフ・デザイン・オフィサー)を務める浅沼尚氏が就任するとのことです。ちなみにCDOとは最高デジタル責任者のことでCIOとはちがうそうです。
昨年9月に初代のデジタル監に就任した石倉氏は、わずか半年余りでの交代となります。
関係者は本人の能力や体調の問題を指摘しています。
【デジタル庁事務方トップの石倉氏退任へ】https://t.co/y5gSA6yo4M
辞任理由のひとつ「デジタルへの知見が少ない」
実際こういう例は世界のあちこちにもあるだろうが、ここまであからさまに書くのはなかなか凄い。— マライ・メントライン@職業はドイツ人 (@marei_de_pon) April 23, 2022
そのデジタル庁はというと、他省庁をしのぐアナログぶりに、民間企業出身者の多くは悲鳴をあげて転職していきました。
やべえのばかり出てくるな
>初年度混乱の傷痕は小さくなかった。21年度末にかけ、デジタル庁で働いていた職員が10人近く一斉に退職し、通信大手や外資系コンサルなどに転職した。いずれも優秀な若手だが「ここにいても未来はないと思ったのだろう」と中堅職員は解説する。https://t.co/DhdQLBK1yy
— hr (@hr0196) April 18, 2022
デジタル庁は役所なのに自分たちで仕様書すら書けなかったようです。デジタル以前の問題なのかもしれません。
敵に塩を送り日本のIT産業の足を引っ張る政策を税金でやりはじめるデジタル庁。
5年後にamazonやgoogleのクラウドに追いつくために、さくらインターネットやGMOに税金突っ込むとかすべきなのにね。
リスクを負う気のない事なかれ主義のサラリーマン的な人を集めた結果です。https://t.co/fF54PCF5er
— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hirox246) April 21, 2022
戦争中で大変なウクライナとの差も歴然としています。
日本のデジタル庁が会議ばかりしている中、戦時下のウクライナ政府はロシア軍の位置を通報するAIチャットボットアプリを作り、空襲警報アプリに関しては、たった1日で立ち上げた。 pic.twitter.com/HWMReMNyou
— 侍(319) (@ZanEngineer) April 20, 2022
デジタル庁内部でいったい何が起きているのでしょうか。取り返しのつかなくなる前に、問題点を整理してほしいところです。
デジタル庁なんて役所もいらない。こんな役所があること自体が恥ずかしい。 https://t.co/XU1xNsHG9Q
— 池田信夫 (@ikedanob) April 23, 2022