米ツイッターは、イーロン・マスク氏に自社を売却する合意をしたと明らかにしました。買収額は440億ドル(約5兆6000億円)とも言われています。
この買収でツイッターは非上場化するとのことです。
ツイッターをめぐる状況はここ1カ月間は揺れに揺れていました。マスク氏はツイッターの筆頭株主になった後、取締役の就任を打診されましたが、辞退していました。
■
ツイッターユーザーからはさまざまな感想が。
「言論の自由にとって歓迎すべきだ」という指摘と。
「私たち皆に問われているのは、このプラットフォームを利用して米国政府を転覆させようとした犯罪者が戻ってくることを許すのか」と、危機感をもつようにという指摘もあります。
正気の沙汰とは思えないという感想も。
「イーロン・マスクは文字通り無料なのにツイッターを買った。何という馬鹿なんだ」
x.com
国連は計画を示せなかったのでマスク氏から60億ドルをもらえませんでしたが、ツイッターにはぽんと450億ドル出しました。
「イーロン・マスクがツイッターでいじめられるのを止めるために430億円を使うなんて、単に迷惑をかけないようにすればよかったのに、正気の沙汰とは思えない」とマスク氏のツイートを批判する指摘も。
対して、マスク氏は、「私の最悪の批評家もTwitterに残ってほしい。それが言論の自由というものだからだ」と述べています。
民主主義の救済なのか危機なのか、立場によって意見が分かれますが、ひとまずツイッターの経営は救われたようです。