ロシア外務省は、岸田文雄首相をはじめとする政治家や学者、メディア関係者といった計63人のロシアへの入国を無期限で禁止すると発表しました。ロシアへのウクライナ侵攻への制裁への報復です。
ロシア外務省が発表しました。
スターリン様式のロシア外務省 Wikipediaより
高市早苗氏は選ばれましたが、喧嘩上等のようです。
ロシア政府が、岸田総理はじめ63名の日本人を｢無期限入国禁止｣にしたと報道されています。外務省から、私の名前も含まれている旨、政調会長室長に連絡があったそうです。上等やないかいっ。招かれても行かんわい！何故か関西弁になるんやが。
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) May 4, 2022
研究者で選ばれた人もいますが、とくに困らないし変わらないそうです。
63人の中に入りましたが、おそらく報復制裁としては全く効果がないような気がします。ロシア入国が出来なくなっても、何も困らないですし、ロシアに資産があるわけないし…。政府には制裁もっとやれ、という立場は変わりません。 #NewsPicks https://t.co/Nti4RuZkqb
— Kazuto Suzuki (@KS_1013) May 4, 2022
常々ロシアや中国の批判をしている日本の共産党の代表である志位和夫氏もリストに入りました。ロシアへの厳しい姿勢が評価されたようです。立憲代表の泉健太氏は落選してしまいました。
《ロシア、日本人63人を入国禁止に 岸田首相や教授、メディア幹部ら ウクライナ情勢》
私もリストに入っているようだ。私が行ってきたロシア批判は国連憲章と国際法に基づく当然の批判だ。自らに都合が悪いものだからと入国禁止とは、国際的孤立を自ら深める愚かな行動だ。https://t.co/Q71todIqrf— 志位和夫 (@shiikazuo) May 4, 2022
むしろリストに入っていないと嘆く人のほうが多いようです。
私はロシアの制裁リストに入っていないようです。 https://t.co/idcmcuMMCf
— 河野太郎 (@konotarogomame) May 4, 2022
なぜか、私が６３人のリストに入っていない。
・ウクライナ侵攻が国連憲章違反、国際人道法違反との初の政府答弁を引き出す
・ロシアに軍事支援をすれば中国政府も国連憲章・国際人道法違反になるとの初の政府答弁を引き出す
・侵攻後初めて、岸田総理に北方領土は日本固有の領土と答弁させる
— 小西ひろゆき （参議院議員） (@konishihiroyuki) May 4, 2022
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選定基準が謎だという指摘もあります。
ロシアの入国禁止リスト、なんでスポーツ記者の二宮清純氏がいるのか……。なんか反露的な発言してたっけ……。あと、研究者は鈴木先生がリストにあるけど、むしろロシア絡みではあの先生やこの先生の方が露出が多いと思うし、つくづく選定基準が謎……防研の人もいないし
— dragoner (@dragoner_JP) May 4, 2022
逆にリストの選定基準が分かりやすいとの評価も多いです。
このリストから落選してしまった人たちは逆に残念なかんじがあります。
立憲民主党がウクライナ危機に関して馬鹿な事を言えば言うほど日本維新の会の議席が増えるんだろうな。親ロシア派の鈴木宗男を叩いて維新の票を削り取る絶好の機会を自ら逃す立憲民主党の下手さ加減に溜め息しか出ない。「ロシアより許せない」発言は致命傷になる前に今直ぐ撤回して欲しい。
— JSF (@rockfish31) May 3, 2022
これ、名前がリストにない方がまずいヤツだな。
どうも橋下氏、鈴木宗男氏、朝日、毎日新聞関係者は見当たらないような…？【速報】ロシア政府 岸田総理ら日本の政府関係者、メディア関係者ら63人の入国を禁止 https://t.co/65B3ejarru
— 田中琢也 (@ttanaka_1987) May 4, 2022
専門家からは人選が絶妙だという指摘もあります。
何故か文春と選択の編集長が入っているのが「渋い」
— ユーリィ・イズムィコ名称炒飯科学研究所 (@OKB1917) May 4, 2022
また、岸田首相の毅然とした対露姿勢が「評価」されたという見方もあります。
敵から認めてもらうのは、名誉な事だから、ここで「おめでとうございます」と言うべきでしょうか。
ガス事業など、まだまだ課題が残っていますが、厳しい制限やしきたりがある中、岸田首相は今までの歴代首相より明らかに毅然とした対露姿勢を示す事ができました。https://t.co/wGAYBXOzqd
— グレンコ アンドリー（新刊「NATOの教訓」増刷決定） (@Gurenko_Andrii) May 4, 2022
また、このリストに載る研究者は信頼できるかもという指摘も。
ロシアが敵視する、つまり暗殺対象になりうる、信用できる研究者リスト／
【研究者】
袴田茂樹（青山学院大・新潟県立大名誉教授）▽神谷万丈（防衛大学校教授）▽桜田淳（東洋学園大教授）▽鈴木一人（東京大教授）▽岡部芳彦（神戸学院大教授）▽中村逸郎（筑波学院大教授）https://t.co/dFPbkEHHeV— 渡邉正裕 (@masa_mynews) May 4, 2022
安倍晋三元首相がリストに入っていないことで交渉の余地を残したという見方が多いようです。また、露出の多い鈴木宗男議員、鈴木貴子議員、橋下徹氏などは入っていません。
入国禁止リストに安倍元総理が入っていない事が、安倍批判に利用されそうだけど、これ交渉のパイプを残したとも考えられます。それにしてもリストの顔ぶれが謎…露外交部は情報収集能力が低いのか、それとも基準がズレているのか。いずれにしろ入国禁止は名誉でしょ！監視されてそうで気持ち悪いけど。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) May 4, 2022
この措置に影響力はあるのか。今後の成り行きが見守られます。
今やロシアという国家の威厳が、核兵器だけに依存している末期症状。
佐藤優氏、鈴木宗男氏、田中均氏、橋下徹氏は、決死の思いで、すでにモスクワ行きの航空券を購入していることだろう。 https://t.co/FDBCb33VBw
— 篠田英朗 Hideaki SHINODA (@ShinodaHideaki) May 1, 2022
