細田衆院議長「歳費が100万円しかない」発言で自爆:10増10減反対の動きは尻すぼみに

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

細田議長の発言が話題(というか批判)を呼んでいます。

一票の格差を是正するために実施される「10増10減」に、議長みずから異を唱える問題点については過去のブログでも触れてきた通りですが、

「議長になっても毎月もらう歳費は100万円しかない。上場会社の社長は1億円は必ずもらう。普通の衆院議員は手取りで70万、60万くらい」
朝日新聞記事より)

今回はさらに「議長・議員の給料は安いのだから、数を増やしたってバチはあたらない」とまで言い出す始末です。

議員の給料の多寡について様々な視点から議論があるところですが、当事者自らが「安すぎる」というのは不適当ですし、言うにしたって言い方があるのではないでしょうか。

ひろゆき氏から「自分でお金を稼いでみろ!」という突っ込みが入るのもむべなるかな。

自身が上場企業の社長並みの能力があるということであれば、議員辞職せずとも兼業は認められていますので、チャレンジしてみるのはいかがでしょうか…。

こうした細田議長の自爆(?)もあり、議員定数削減に反対する動きは尻すぼみに。

一票の格差是正に向けて決まったことがやるべきだと思いますが、それはあくまで最低限の修正。議員定数や選挙制度そのものについて、改革すべき点は山ほど。ここで立ち止まっている暇はありません。

維新としては定数削減、参院選においては選挙区のブロック化などを引き続き提言をしてまいります。

動画でもコメントしました

それでは、また明日。

細田博之衆院議長Twitterより 編集部


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年5月12日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。