ランドセルを軽くできる「さんぽセル」という商品が発売になりました。「小学生による小学生のための製品」として4月に発売されるや注文が殺到しているそうです。しかし、「さんぽセル」の発売がヤフーニュースに掲載された際、1000件以上の批判コメントが付いたそうです。
一部の小学生たちが「ちゃんと考えて文句言ってよ」とコメント欄に反論するまでの事態となりました。
小島よしおさんも「そんなの関係ねえ!」とさんぽセルを応援しています。
負の連鎖は断ち切れないものでしょうか。
例のランドセルを軽くするギミックを考えた子どもたちに大人が批判しまくるという地獄絵図、、
そもそも教科書を絶対持って帰らないとダメとかも意味わからんし
本当に危険だと思って「忠告」してるんじゃなくて、「俺も我慢したんだからお前も我慢しろ」という負の連鎖の押し付けだよね— YOKO@DEMOCRACY (@granamoryoko18) June 4, 2022
ゆとり教育からの急転換からか、ランドセルは巨大化しています。
学校では「置き勉禁止」という謎の習慣も定着しています。
そう、教科書大型化+置き勉禁止慣行が大きい。加えて習字箱や絵具道具も何気に堅牢化、学期終わりで制作物の持ち帰りが重なると本当に目も当てられない仕儀に。
— 河野有理 (@konoy541) June 4, 2022
文科省は「置き勉」を認めているようですが、現場にはあまり定着していません。それに、そもそもランドセルが問題なのかという指摘も。
「ランドセルが重い」のが問題じゃなくて「学校が毎日大量の教科書やノートを家に持ち帰らせて翌日またもって来させる」ことが問題なのだと思う。
— PsycheRadio (@marxindo) June 3, 2022
少子化で一人当たりの児童・生徒数は減っているので、現在の学校のほうが管理的になっている面はあるのかもしれません。運よくさんぽセルを購入できた小学生は、周りの目を気にせず堂々と登下校してほしいものです。