昨日は、東京の新宿3丁目でインナーサークル資産設計実践会第15期の月例会でした。資産設計実践会第15期は、150名の個人投資家が集まる一般公開されていない投資家コミュニティです。
月例会には毎回様々な資産運用に関するスペシャリストに登壇してもらいます。今回のゲストは現代アートのコレクターであり、現代アート関連ビジネスを手掛けるbetween the artsの創業者の大城崇聡さんでした。
そして、今回は大城さんだけではなく、彼がコレクターとしてキュレーションした10名の新進アーティストの皆様にも、会場に自らの作品を持って参加してもらいました(写真)。
大城さんから、それぞれのアーティストの紹介をしてもらい、気に入った作品はその場で購入できるようにしました。アートバーゼルのような、海外のアートイベントでは当たり前の方法です。更に、講座終了後の懇親会にもアーティストのみなさん全員に参加していただき、時間をかけてゆっくりと交流することができました。
中には、この日だけで作品が全て売れてしまった作家さんもいて、アートに対する人気の高さを感じました。
私も、とある作家さんの作品を購入しようとしていたのですが、他の受講生メンバーが先に購入してしまいました。
その話を作家さんに話すと、新たに作品を作ってくれることになりました。こちらの希望をあれこれ話すと、できる限り意向に沿った作品を制作してくれるとのことです。
自分が気に入ったアーティストに直接コンタクトすることができ、さらに作品を希望を言って作ってもらえる。なんとも贅沢な機会です。
日本人にとって、アートとはこれまでは美術館で鑑賞するのが当たり前でした。それが最近は、オークションや個展などで購入する人も増えてきています。
さらに一歩進んで、今回のように好きなアーティストとコミュニケーションして、直接制作を依頼する。このような機会が当たり前になれば、アーティストの活躍の場がより大きく広がります。
そして、アート作品を購入したいと考えている人たちにとっても、自分の好きな作家さんの好きな作品を手に入れることができ、極めて高い満足度を得ることができます。
今回は大城さんの幅広いアーティスト人脈によって実現できた資産設計実践会メンバー限定の企画ですが、全員がハッピーになる素晴らしい結果となりました。
「アートバーゼル@新宿3丁目」といったら少し大げさかもしれませんが、アーティストの皆さまを応援できる新たな試みとして、次回の開催もまた実現させたいと思います。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年6月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。