精神科医の先生が書店でつぶやいたツイートが話題になっています。「年収200万円で豊かに暮らす」という本を見て、色々な地獄を感じたそうです。
200万円で暮らせるはずがない!フェイクだ!という厳しい意見が多くなっています。
この本は年収200万円の人向けの本ではないという指摘もあります。
年収300万円以上の人が読めばいいんだと前向きにとらえる向きもあります。
自身は高額所得者である森永卓郎さんが「年収300万円時代を生き抜く」と言っていたのは2005年でしたが、今では200万円に。
これは社会が間違っているという痛烈な社会批判もあります。
年収200万円でも重要な仕事を担っている人は多いです。
まだまだ恵まれているという意見も。
「手取り14万?お前が終わってんだよ」という堀江貴文氏の解説も、以前話題になりました。
海外でも同じような問題が。イギリスはグローバル化が進んでいる分、そのヒエラルキーはさらに熾烈な印象を受けます。
個人事業主のインボイス問題は、貧困の問題と税制の問題がごっちゃになって議論されています。
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ちなみに、国税庁の令和元年分の民間給与実態統計調査によると、年収200万円以下の人の割合は、全体の約23%だそうです。
非正規・年収200万円問題は、日本経済の低生産性の根幹の問題でもありますが、マジョリティである正社員と年金生活者の間で話題になることはないと思われます。
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