すき間時間に仕事して、まとまった時間に遊ぶ

カリフォルニアのナパに移動して、有名なワイントレインに浴衣を着て乗ってみました。写真はアップしませんが、私以外も11名の日本人全員が浴衣で乗り込み、素敵な思い出がまた1つ増えました。(画像をブログで見る

 

今回の旅行のように長期の休暇に出かけた時も、完全にフリーになるわけではなく、デイリーでやらなければいけない仕事がいくつかあります。

仕事と言えるか分かりませんが、このブログもそうです。旅行中や休暇中でも、毎日1回更新することを心がけています。

また、一般には公開されていませんが、インナーサークル資産設計実践会メンバー向けにも毎朝ブログと同じ位の量の資産運用情報を配信しています。こちらは、150人のメンバー限定の、資産運用に役立つ情報を日々提供するサービスです。

それ以外にも、保有している不動産の管理に関するやりとりや、進行中の仕事の問い合わせなどメールでのやりとりも散発的に発生します。

そのような仕事にまとまった時間を割いていると、せっかくの休暇が仕事に追われて終わってしまうことになります。

そこで私が心がけているのは、すきま時間に仕事をして、まとまった時間を自分の自由に使うことです。

例えば原稿作成では、プールサイドで休んでいたり、レストランで食事をしているときに、何か気がついたことがあれば、すぐに携帯電話にメモする習慣をつけ、それをベースに文章を作っていくのです。

そうすれば、パソコンに向かって何を書くか考えて時間が経っていく事態を回避することができます。

そして、ブログや情報配信などテキストの作成は、携帯電話の音声機能を使ってドラフトを作っていきます。歩きながらや車での移動中に、気がついたことを入力し、テキストを修正することで、完成させていきます。

パソコン入力と比べると、パソコンを持ち歩く必要がないので、数分のすき間時間であっても、どこでも作業することができますし、入力スピードも音声の方が速くなります。

今日のこのブログも、以前に思いついた内容をメモしておき、音声入力でテキストを作って、それを修正させて完成しました。

このような仕事のやり方では、変換ミスや、誤字脱字がどうしても発生してしまいますが、ブログの場合は、気がついたり読者の方に指摘されれば、その都度修正するようにしています。ネット上のテキストのように後から修正できるものは、完璧を求めるよりもスピード感を重視した方が良いと思っています。

Thomas Campone/iStock


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年6月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。