NHK党の立花孝志党首は、NHKの討論番組で、「質の悪い子どもを増やしては駄目だ。将来納税してくれる優秀な子どもをたくさん増やしていくことが国力の低下を防ぐ」と自説を開陳しました。これが「優生思想」につながる発言だとして、他の野党などが非難しています。
時事ドットコム
この発言に対して、批判の声が多く上がりました。
立花氏には批判はどこ吹く風です。
むしろマスメディアに取り上げられて批判に値するだった発言という自己採点です。
他の党にできない発言をするところに、熱烈な支持者に歓迎されるのかもしれません。
いつものように議論が複雑で、交通整理ができていません。これで分断が生まれるとしたら、逆に立花氏の作戦勝ちかもしれません。
ある意味で現代社会の“痛いところ”を突かれた面があります。優秀な子供ってなんなんでしょう。
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実は文科省も「進化」とか「発展」とか「質の向上」とかそういう言葉が大好きです。
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どの党も、どこか一部は日本人の常識を持ち合わせているかもしれませんが・・・。
NHK党に関わる人材はいろいろな意味で影響力があります。
立花氏はこのような批判は想定内だったはずです。むしろさまざまな媒体で取り上げられたことで発言は成功だったと言えます。
政党は一部の熱烈な支持者に届けばよいのかという問題はNHK党だけの問題ではありません。