イギリスのボリス・ジョンソン首相が、与党・保守党の党首を辞任すると表明しました。次の党首が就任する10月までは首相にとどまるとのことです。
コロナ禍のロックダウン中に首相官邸で開かれたパーティーに参加したことや、保守党の幹部が性的問題で辞任したことなどが党内外から批判の対象となっていました。そのため、スーナク財務相、ジャビド保健相など、重要閣僚が次々と辞任していました。また、ジョンソン首相の政権運営に抗議して、数十人の与党・保守党の議員らが政府の役職を辞任したと見られています。このため、政権運営の継続が困難だと判断した模様です。
しかし、当面は政治的な混乱が続くことが避けられないという見方が優勢です。
すぐに辞めるのは保守党党首で、新党首が決まるまでは首相の地位に留まります。
民主主義があまり機能していない国の出身の方から見ると、民主主義が機能していると評価する声があります。
辞任の報道は、驚きをもって迎えられました。
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ジョンソン首相は、福島産の農産品を食べる動画を投稿したり
福島産の農産品の輸入規制を撤廃したりしてくれました。
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ウクライナ情勢にも影響が出てくるのか注目が集まります。ウクライナの人びとからは大きな支持があっただけに、衝撃をもって受け止められているようです。
ロシア連邦政府は、ジョンソン氏の辞任を歓迎しています。
ロシアによるウクライナ侵攻に関しても、次期首相のスタンスが注目されます。
今回の辞任で、イギリスの環境政策の変化を期待する声もあります。
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やっぱりイギリスは日本とはちがう、と。
しかし、日本とちがいイギリスの政治家がいかにゲスでDQNなのかはアゴラでもおなじみのめいろまさんが「
ジョンソン首相は、国民的な人気から首相に推された面があるので、人気がなくなれば保守党からしても守る必要はないと判断されたようです。ジョンソン首相の後任の首相が注目されます。