祇園祭の見学の後は、予約してもらった京都の祇園にある有名な和食店のランチに6人で出かけました。
カウンターでシャンパンと白ワイン、そして持ち込のカリフォルニアの赤ワインを飲みながら、京都の味を堪能しました。
最近は東京にも京都から進出してきた和食のお店が増えており、そのルーツを感じるような素晴らしいお料理です。
季節感を感じる、水茄子や冬瓜、鱧などの食材を美しく盛り合わせ、最後はじゃこご飯で〆る。大満足のお食事でした。
驚いたのは、その会計金額です。お料理だけで1人7000円。シャンパンと白ワインを入れても12,000円ほどでした。
東京でこの手のお店に行ったら、シャンパンやワインをグラスで注文しても、おそらく20,000円以上は覚悟しなければならないでしょう。感覚的には東京の半額といったイメージです。
東京の和食のお店が割高なのか、それとも京都の和食のお店が安すぎるのか。
これから京都にも外国人観光客が戻ってくれば、この価格差も縮まっていくのかもしれません。こちらのお店も現在やっているランチタイムの営業は今月で終わりにすると言っていました。コロナ禍で苦しんでいた京都の観光ビジネスもそろそろ正常化に向かって動き始めているようです。
それにしても、これだけのクオリティのお料理を、このようなリーズナブルな価格で提供されてしまうと、場所代が違うから仕方のない面もあるとしても、東京価格のお店に行くのが何だか馬鹿馬鹿しくなってきます。
これはきっと京都に限らず、日本各地に出かけていっても同じことを実感するはずです。
何でもそろう便利な東京も素晴らしい街ですが、東京以外の魅力的なエリアもこれから積極的に出かけてみようという気になってきました。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年7月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。