日本のコロナ対策のトップである尾身茂さん(新型コロナウイルス感染症対策分科会長)など7人の専門家が「有志」として記者会見を開き、コロナ対策の緊急提言を発表しました。
今後の対策は2ステップにわかれていますが、最終的には今の1類相当のきびしい規制をやめ、行動制限や入院勧告もやめることを提言しています。
尾身会長ら専門家有志の「緊急提言」
正直、資料や整理された情報がもっとほしい。これ以外にも濃厚接触の扱いも厳密なところが気になる。かなり緩める方向ってのは間違いない
「段階的に」ってことだし、政府がどうするかだけど、冬は嫌な予感だなぁ。詳細見ないとだけどhttps://t.co/VhlzuUkBUe pic.twitter.com/RJCUJ8U47d
— Takuro⚓️コロナ情報in神奈川県/横浜市/東京都(全国も) (@triangle24) August 2, 2022
『ついに、 尾身会長 事実上の5類を政権に提案! コロナ禍終了します。』
やっとか。
もうコロナ禍終わります。
感染者数の公表もありません。
有料ですから、バカな検査は激減します。#コロナ #尾身会長#コロナを5類以下へ #コロナ茶番 #コロナ脳— フェラリもん (@autolucemodena) August 2, 2022
特に大きいのは、PCR検査による感染者の全数把握をやめることです。これは患者の定点観測だけをやり、インフルエンザのような5類に近い「普通の感染症」にするものです。医療費も3割負担の原則に戻すよう提言しています。
この有志のメンバーは次のようになっています。
- 尾身茂・公益財団法人結核予防会代表理事
- 脇田隆字・国立感染症研究所長
- 岡部信彦・川崎市健康安全研究所所長
- 阿南英明・神奈川県医療危機対策統括官
- 武藤香織・東京大学医科学研究所公共政策研究分野教授
- 今村顕史・都立駒込病院感染症科部長
- 中島一敏・大東文化大学教授
分科会の会長である尾身さんを初め、日本のコロナ対策の中枢メンバーですが、彼らが「有志」として厚労省とは違う方針を提言するのは、どうなってるんでしょうか?
政治判断が先送りされ、対策を話し合う分科会も開かれないことから、急きょ記者会見を開いて提言に踏み切ったーー
「コロナを普通の病気と同じに」 尾身氏ら緊急提言、腰重い政府と溝https://t.co/ulcBhl7G0g
— 西山公隆(朝日新聞) (@nishiyamakimita) August 2, 2022
要するに腰が重くてなにもしないのは岸田ということが明らかになりましたね!
「感染者の全数把握、段階的な中止検討を」 尾身氏らが政府に提言 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル https://t.co/d4WmgY9Dwt
— Isseki Nagae/永江一石 @STEPN で体脂肪率爆下がり中 (@Isseki3) August 2, 2022
「5類相当に落とせ」という改善策は、アゴラも含めて多くの人が提言してきたことですが、医療関係者は反対し、そのトップにいたのが尾身さんでした。医療関係者の抵抗は強く、これですぐ医療態勢が変わるとも思えません。
「第7波」では一般診療所で治療を、中長期的には濃厚接触者の特定不要…尾身会長ら提言https://t.co/i5eoMyyGUa
今とどう違うのかよく分からない部分がいくつもありますね・・・「え、それもうやってるよね?」というのがいくつか
— EARLのコロナツイート (@EARL_COVID19_tw) August 2, 2022
政府よりまともなことを言い始めたが、利権だけは残したいらしい。
「重症患者の治療薬の費用などは公費負担とする」
尾身会長ら専門家有志、コロナ対応“2段階”提言 “全数把握”見直し・法改正など https://t.co/8Uz4sZd6EV— 戯画兎 (@giga_frog) August 3, 2022
今までコロナ騒動をあおっていたワイドショーも、尾身さんにハシゴをはずされて怒っています。
玉川徹氏、尾身茂会長らの提言に憤慨…「今ごろ何を言っているんだ」 https://t.co/9bq7c4mkgw
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) August 3, 2022
コロナ対策をめぐって多様な意見が出てくるのはいいことですが、分科会の会長が内部を説得できないで「有志」として提言するのは異例です。厚労省の意思決定システムはかなり混乱してるんじゃないでしょうか。