今のうちに国内で旅行と外食をしておいた方が良いと思う理由

銀座にある老舗のイタリアンレストランにランチで出かけました。

ゴージャスな内装で、スタッフのサービスの行き届いた、とても気持ちの良い空間です。

事前に予約した特別コースということで、前菜、パスタ、お魚料理、お肉料理、ワゴンデザート2種類にドリンクというフルコースをワインとともに楽しみました。

前菜の本マグロのタルタルにはキャビアが使われたり(写真)、パスタも大きなプリッとしたエビが入った本格的な筒型パスタで本格的な味わい。魚料理もランチとは思えないクオリティーの高さ。メインのお肉料理に到達することには、既にお腹がいっぱいでした。

ワゴンで運ばれてきたデザートは2種類を自由に選んで食べられます。

2時間近くの優雅なランチは料金が何と税込6300円。ワインを3杯飲んで、会計は1人10,000円ほどでした。

おそらく、イタリアやアメリカに行って同じようなお店に入れば、チップなどもかかりますから、2倍あるいは3倍近くの料金を取られるのではないかと思うくらいのコストパフォーマンスの高さです。

しかも日本で食べるイタリアンといっても、シェフはイタリア人。価格だけではなく、味に関しても、本場で食べるイタリアの味を凌駕しているかもしれません。

これだけコスパの良いお店にも関わらず、店内は満席ではなく、まだ余裕がありました。

日本では相変わらず外国人の入国制限がなされています。観光地やレストランに、外国人の姿をまだあまり見かけません。

もし、入国規制が緩和されれば、日本には外国人観光客が大挙してやってくるでしょう。円安と低インフレで、外国人から見れば日本はパラダイスとしか思えないからです。

ホテル料金やレストランの価格がアップするだけではなく、どこも大混雑になって予約すら取ることが難しくなると予想します。

とすれば、日本に住んでいる人は、今のうちに旅行に行きまくり、レストランで外食をしまくっておくべきだと思います。

boggy22/iStock


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年8月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。