仕事に最も大切なものは「価値>価格」を継続する仕組み

私が何かを始めるときにいつも意識するのは「継続性」です。始める事は、それほどハードルが高くなくても、一旦始めたものを長期にわたって続けていくのは簡単ではありません。

2011年3月の東日本大震災で大きな被害を被った東北地方には震災直後には、大量のボランティアが駆け付け、多くの寄付金も集まりました。しかし、10年以上が経過して、その支援を継続する人の数は減ってしまいました。私は寄付やボランティアといった方法だけではなく、東北の人たちに継続してサポートできる方法を細くでも良いから長く続けるべきだと思っています。これは、簡単なようで難しいことなのです。

仕事においても長期で商品やサービスを提供し続ける。これは、なかなかできることではありません。

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続けるために大切なことは「価値>価格」という価値観を意識し、提供し続けることを念頭にビジネスを考えることです。

価値を決めるのは、提供者側ではなく利用する顧客です。つまり、お客様が何を必要としているかに常に耳を傾け、それにフィットしたサービスを柔軟に提供することが必須です。

また、有望なビジネスには参入するライバルが現れます。クオリティを高めるだけではなく、競合他社との差別化によって希少性を維持することが必要になります。自分しか提供出来ない価値を期間維持し続けることが大切なのです。

手前味噌になりますが、私が7年前に立ち上げ、現在第15期を開講している投資家コミュニティの資産設計実践会は、最近増えてきた資産運用に関するコミュニティの中でも高いクオリティと自分たちだけしか提供できない価値を提供していると自負しています。

現在150名の個人投資家が参加していますが、その85%が前期受講からの継続メンバーです(写真は月例会の様子)。

資産設計実践会の活動を評価するKPI(評価指標)は、受講生の数ではなく、継続率です。規模の拡大ではなく、参加した人たちに如何に「価値>価格」という評価をしてもらえるかになります。

2022年11月からは、早くも第16期が開講します。その概要を知ることができ、セミナーや特典が得られる説明会を9月から開始します。こちらから概要とお申込みをすることが可能です。

説明会の前半は、私がこれからの資産の増やし方・守り方について具体例を交えながら、わかりやすく説明していきます。そして後半は、11月からの本講座の内容を詳しく説明し、最後に希望者全員に個別のコンサルティングも行います。

資産運用は正しい方法で継続しなければ成功しません。アセットアロケーションをベースにインナサークル情報によって超過リターンを狙う独自の資産運用手法を是非学び実践してみてください。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年8月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。