食いしん坊にとってプライスレスな「予約困難店の予約席」

グルメな人たちとお付き合いしていて悩ましいのがプレゼントです。

お誕生日や何かお世話になった時のプレゼントを探すのですが、情報通で舌が肥えているので、どこでも買えるようなプレゼントではインパクトがありません。

でもワイン好きにレアなワインを探すとなると、ブルゴーニュの数十万円のカルトワインくらいにならないと、なかなか喜んでくれないのです。

そんな悩みを解決してくれるのが「予約困難店の予約席」です。東京だけではなく、全国の予約できないお店にお誘いすると、とても喜ばれます。

ここで問題になるのは、そんなプラチナシートの「仕入れ」です。電話やグルメサイトからでは当然予約できません。そもそもの取っ掛かりが無いとアクセスできないお店も多いのです。

予約が譲渡可能なお店の予約を譲ってもらって出かける。あるいは、一緒に連れて行ってもらって、次回予約から入り込む。この2つの方法しかありません。

そのためには、そんなお店へのお誘いがあったら予定がない限り断らず参加する。場合によっては、予定を変更してでも参加する。

「はいか、イエスか、喜んで!」と2つ返事で脊髄反射して、ドタキャンは絶対しない。

そんな地道な「修行」が、予約困難店のプラチナチケットを増やしてくれます。

そのためにスケジュールが空いているところに次々と予定を入れてしまうので、夜の予定が何だか大変なことになってきました。

昨日は深夜近くになって、12月の京都のお店の予約と、来年7月の五反田のお店の貸切予約のお誘いが入ってきました。どちらももちろん脊髄反射で返信しました。

五反田のお店は何と通常予約は2年後だそうです。私もそんなお店のプライスレスなお席を大切な仲間に提供できるよう、また様々なお店を開拓していきます。

boggy22/iStock


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年8月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。