自民党は31日の役員会で、党所属国会議員に対し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を絶つという基本方針を確認しました。これを受けて、茂木幹事長は「今後、関係を絶てない議員については同じ党で活動できない」とまで述べ、関係を絶てない議員は離党させる可能性も示唆しました。
岸田首相も、自民党総裁として「旧統一教会との関係を断つ」ことを党所属国会議員に求めました。
🔵旧統一教会の問題
閣僚等を含め、自民党議員について、当該団体と密接な関係を持っていたのではないか、懸念や疑念の声をいただいております。
自民党総裁として、率直にお詫びを申し上げます。自民党として説明責任を果たし、国民の皆さまの信頼を回復できるよう、厳正な対応をとってまいります。 pic.twitter.com/QEoi02df9n— 岸田文雄 (@kishida230) August 31, 2022
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自民党自身が自民党内の政争の具にしてしまっているという指摘もあります。
旧統一教会と関係を断てなければ“同じ党で活動できない”と茂木幹事長。消費者庁設置&消費者裁判手続特例法&消費者契約法改正で霊感商法被害額をピーク時の50分の1に激減させた自民党。だがその事は言わず安倍派攻撃に利用。有識者検討会で煽る河野大臣といい露骨すぎて嗤えるhttps://t.co/J77cEM9nHt pic.twitter.com/Ek55tmq1Bv
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) August 31, 2022
自民党の方針には、いろいろと矛盾が出てきてしまいます。
反日企業の広告費に頼るマスコミと左翼の論点スライド世論戦に、保守派は針の筵のサンドバック状態。
安倍さんがいなくなったら、手のひら返して安倍派潰しが始まりました。
カルト教団の政治関与そのものが問題なのに、創価学会と関係断てない議員は切れないんだなこれが。https://t.co/mGDqWMF5sK
— 坂東 忠信 (@Japangard) August 31, 2022
日本は法よりも空気で動いてしまっているという厳しい指摘も。
日本の政権与党が法的根拠もなく特定の宗教団体を排除したということです。日本はワイドショーとワイドショーにマインド・コントロールされた情弱が支配する人治国家です。自民党は魔女狩りに屈服しました。法治の下にリベラルとデモクラシーを愛する市民としてもう見捨てますhttps://t.co/6Rx3jIT3ox
— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) August 31, 2022
やはりメインの支持者への対応をしたということなのでしょうか。
旧統一教会との関係については「年代が上がるほど、「断ち切るべきだ」が増える傾向があり、30代以下では7割なのに対し、50代以上では8割台の後半を占めた。」
国葬への賛否は年代別でもっと大きく分かれる。この年代差はどこから出てくるのでしょうか。
朝日新聞世論調査https://t.co/L16QrHBxSr— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) August 30, 2022
立憲民主党など他の野党の対応も注目されます。
「お墨付き」って何ですか。それは違法なんですか。なんで自民党の政治家だけ問題にするんですか。統一教会の正月座談会に出席した枝野幸男氏も「お墨付き」を与えたんじゃないですか。 https://t.co/2q0ZFvhCur
— 池田信夫 (@ikedanob) August 28, 2022
所沢市長は自民・公明の推薦を受けてはいましたが、無所属です。
多くの自民党議員の本音を代弁
所沢市長、統一教会系と知りイベント出席「反省はそんなにしていません」「もう行かないとは言えない」
「イベントには信者の知人から誘われ、その後、招待された。昔は問題があったが、その後は改善していると思っていた。反省はしてない」 https://t.co/T0B9PdP6Go
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) August 30, 2022
このままどこまで延焼するのか、予断を許しません。