日本の原子力発電再稼働の遅れで世界に大迷惑

「豪州の電気代は高騰していて、LNGを輸出するぐらいなら、国内需要に対応して安価にLNG発電をすべし。そのためには輸出規制をしなければ・・・」という趣旨の意見がオーストラリアの消費者団体から挙がっています。

豪LNG輸出規制、連携協力を確認 対話継続へ=西村経産相
西村康稔経済産業相は2日、オーストラリアで液化天然ガス(LNG)輸出規制の動きが出ていることに関連して、同国の担当相との会談で日本側の懸念を伝えたと明らかにした。その上で、連携協力の確認ができたとし、同国政府と対話を続けていくと話した。

そのタイミングで

【Vlog】にわかに動き始めた原発「新増設」
アゴラチャンネルで池田信夫のVlog、「にわかに動き始めた原発『新増設』」を公開しました。 ☆★☆★ You Tube「アゴラチャンネル」のチャンネル登録をお願いします。またSuper Thanksでチャンネル応援よろしくお...

を読んで(視聴して)、僕の考えることをツイッターで呟いたら、結構な反応がありました。

「そのうち、海外は怒りだすと思います。自分のところで20基の原子力を動かせば電気足りるのに、動かさないでLNGや石炭の価格を吊り上げている。発展途上国からしたら、たまったもんじゃないと思います。日本には、世界に対して、使える原子力を最大限使う責任があると思います。」

オーストラリアの人も、今までの超友好関係と長年の資源の輸出での信頼関係があるので、冒頭のニュースのように日本へのLNGの安定的な輸出は確約していますが、内心は「なぜ発電できる原子力発電を再稼働しないで、LNGの安定供給を押し付けるのか?」「そのせいで我々は電気代が高いままなのは納得いかない」と思っているはずですし、最近の電気代をみて僕自身も感じているところです。

「日本の原子力発電の再稼働は世界中のエネルギー安全保障とLNGや石炭の価格抑制に貢献するから、即再稼働すべし」と今まで僕は思ってツイッターなどで発言してきましたが、今は「日本の原子力発電の再稼働が遅れているせいで、エネルギー安全保障でEUには迷惑をかけ、LNGと石炭価格の暴騰を引き起こして発展途上国には恨まれるから、即再稼働すべし」と変わりました。つまり、原子力の再稼働は世界への貢献というより、世界への義務だと言うことです。

動画のノギタ教授は、豪州クイーンズランド大学・機械鉱山工学部内の日本スペリア電子材料製造研究センター(NS CMEM)で教授・センター長を務めています。