松野博一官房長官は、記者会見で、新型コロナウイルスの水際対策を10月11日から緩和すると正式に発表しました。一部の国からの入国・帰国者に求めている空港での入国時検査を原則撤廃します。
ワクチン接種証明書やPCR検査など、事前の陰性証明書があれば入国できるようにします。ビザなしでの短期滞在や、個人旅行も再開し、1日5万人までの入国者数の上限は撤廃されます。
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水際対策の緩和は以前から指摘されてきましたが、ようやく現実になるようです。
岸田の無能によりますます日本は沈没する。円安を利用してインバウンドで稼ぐしかないのに、いまだ先進国唯一の馬鹿げた水際規制や国内の過度のコロナ対策の強要で景気マインドが全く上がらない。このままではまじで日本は終わりますよ! https://t.co/KTVskhy2Nm
— Isseki Nagae/永江一石 YouTube始めました! (@Isseki3) April 3, 2022
科学的・論理的な思考の欠如のせいで、水際対策の緩和は諸外国に比べ遅れに遅れました。
『コロナで42万人死ぬ』というデマを同僚の専門家の反対を押し切って流し、日本の過剰対策を後押して日本の凋落を決定的にした某教授が、水際対策の緩和を批判していて、心底ゾッとしたよ。自分の杜撰なシミレーションのせいで、24万人が生まれず8千人が自殺した責任なんて微塵も感じてないんだろう。
— 説教おじさん (@partyhike) September 24, 2022
インバウンドに期待する声と。
韓国台湾からのインバウンドは爆発的に増えるでしょうね。
特に台湾人は相当鬱憤がたまってるでしょうから。
香港も日本旅行が自由化されたら、すごいことになるよ。ピーチ大儲けだね。https://t.co/k28JR6nZdi— 前田陽次郎 (@maedayojiro) September 22, 2022
政策の矛盾を心配する声があります。
水際が撤廃され大きな公園に外国人観光客の方々が訪れたら、距離取ってシートを敷き全員前を向いて黙食している遠足中の小学生に遭遇することになるでしょうね。なぜ子どもに大人がしてもしないことを強制し続けるのかと。旅行もイベントも推奨するのに子どもの黙食は継続ですか?本当にあり得ない
— YURI (@ayiurik) September 23, 2022
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そして、外国人観光客が加わることで価格上昇圧力が高まって、日本人が国内旅行に行けなくなるのではないかという心配の声もあります。
アメリカで「日本の宿泊がなんでこんなに安いのか」と訊かれて以下のように返答しています。
日本旅行を計画中のアメリカ人に「トーキョーのど真ん中のホテルが1泊80ドルとかでバグってるんだけど、どんな裏があるの?ヤクザに誘拐されたくない」と聞かれた。「ガイジンへの愛のあまり現地民が低賃金で奉仕してるだけだから心配ない」と伝えてみた
— 成田 悠輔 (@narita_yusuke) September 19, 2022
外国人の感覚に合わせてインフレが進むかもしれません。
ビックマックの値段 pic.twitter.com/3Haxd14hei
— 平 均 (@225average) September 14, 2022
一方で、旅行以外でもインバウンドが日本のチャンスになるとの見方も。
円安は資本の「インバウンド」を誘うチャンス。岸田政権には、対内直接投資を促進する規制改革を望みたいものです。 https://t.co/364Z98nmgP
— 池田信夫 (@ikedanob) May 9, 2022
あっちを立てればこっちが立たずですが、まじめに愚直にビジネスを続けてきた人たちには朗報になりそうです。