日本の総死亡数激増はワクチン接種数増と相関している

Paul Campbell/iStock

こんにちは、医師&医療経済ジャーナリストの森田です。

いま、日本人の死亡数が激増しているのをご存知でしょうか?

しかもかなりの勢いで・・・。

もちろん、日本全体が徐々に高齢化しているので、つまり高齢者が増えているので死亡数が増えるのは当然といえば当然なのですが、その勢いがちょっと普通じゃないくらいなのです。

ちなみに、去年の時点ですでに「戦後最大・東日本大震災以上の死亡数増(6万7千人増)」でした。

21年の死亡数4.9%増、戦後最大 東日本大震災時上回る

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今年はその去年以上の増え方なのです。

こちらが、去年の死亡数と比較したもの。赤が今年、青が去年です。

1〜7月の約半年で、すでに5万3千人の増加となっています(戦後最大の増加だった去年が1年で6万7千人の増加)。

2月・3月は特に増え方が大きく、2月は去年より約2万人増、3月は約1万6千人増。

新型コロナの死亡数がこの3年の総計でやっと4万人を超えたところですので、ひと月で2万人の死亡数増加という数字がいかにすごいことか分かります。

死亡数はワクチン接種数と相関している

この死亡数の増加、ワクチン接種のタイミングと驚くくらいピタッとしているのをご存知でしょうか?

それを示すグラフがこちら。

超過死亡数とは通常想定される死亡数を超えた死亡数のことです。

1回目2回目のワクチン接種回数が伸びていくにつれ日本人の超過死亡数も増加。接種回数が落ち着いてくると超過死亡も減少しています。

これは3回目接種でもっと顕著になっています。

このグラフ作成時はまだ4回目接種が始まった7月の超過死亡が出ていなかったのですが、すでに発表されている死亡数(超過死亡ではなく死亡実数)では7−8月でやはり総死亡数は劇的な増加傾向となっています。

こちらも4回目ワクチン接種回数の増加と見事に相関していることが分かります。

死亡数はコロナ感染者数とも相関している

そもそも、ワクチンを打てば新型コロナの感染(発症)を防いでくれて、重症化を防いでくれて、死亡も防いでくれる、というのが製薬会社・政府・医療従事者からのメッセージであり、また多くの国民が抱いているイメージだと思います。

しかし、実は日本のワクチン接種数の推移は、「新型コロナ検査陽性者数(感染者数)」とも見事に相関しています。

青線がワクチン接種回数、オレンジが新型コロナ検査陽性者(感染者)数です。

こちらも意外な結果ですね。

あまりテレビなどでは報道されないのですが、事実として「まるで逆の結果」になっているのです。

ワクチンは感染や発症や死亡を防いでくれるという論文は、少なくとも日本の現実世界では結果として再現されなかったようです。

なお、死亡数増加というと、

「コロナ死が増えたのだから当然では?」

と思われることが多いのですが(そもそもワクチン本来の機能として、接種が増えるにつれてて感染・死亡が増えること自体がおかしな話ですがそこは置いといて)、今年1月から7月までのコロナ死は約1万4千人(交通事故死でも搬送先の病院でPCR陽性ならコロナ死に計上されるのでかなり過剰にカウントされた数字だとは思いますが)、一方で総死亡数は7月ですでに去年より5万3千人も増えています。

つまり、約4万人の方々がコロナ死ではない他の死因で去年より多く亡くなられているということです。しかも、それがワクチン接種のタイミングとかなり相関している、と言うことになります。

以上、日本の現実社会で起こっている事実の確認でした。

【注意】
「相関関係がある」からと言って「因果関係がある」とは限りません。限りなく怪しい状況証拠ではありますが、科学的な視点で言えば確定した証拠としては扱われませんのでご注意下さい。
事実、イスラエルやドイツ、マレーシアのようにワクチン接種と感染・死亡に相関が見られる国もありますが、米国やフランスのように相関があまり見られない国もあります。
ただ、国を挙げて行われている政策を検証してみたら「効果がなかった」どころか「全く逆の効果」が統計データとして出てきているのに、それが全く報道されない、もちろん殆どの国民が知らない…、という今の日本の現状は著しく異常な世界と言って良いのではないかと個人的には思っています。