「時間の自由」を手に入れる仕事のやり方

私の仕事は、豊かに生きるために必要なお金を手に入れる正しい方法を個人投資家に伝えることです。

でも、お金があっても時間が無ければ、それを使うことはできません。人生の2つの制約要因はお金と時間なのです。仕事をしている人の多くは、今の仕事のやり方では自分の自由な時間を手に入れることができません。

そこで、時間の自由を手に入れられる3つの仕事のパターンを考えてみました。

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 自分で時間指定できる仕事

スケジュールをこちらが決められる仕事であれば、時間調整を自由に行うことができます。例えば予約制でアポイントを入れるような仕事です。

特定の時間をブロックしてしまえば、その間仕事から解放されるからです。

農耕型ではなく狩猟型の仕事

常に水回りを確認しなければいけない稲作のような農耕型の仕事は、拘束時間が長くなります。事務系のバックオフィス業務は、農耕型の仕事の典型といえます。

猟師のように自分が獲物を取りに行く仕事であれば、仕事にメリハリをつけられ、時間を自由に調整可能です。フルコミッションの営業の仕事は、狩猟型の典型です。

自分が働くのではなくお金に働いてもらう仕事

自分の時間が制約されるのが嫌であれば、いっそのこと自分が働かなくても良い仕組みを作ってしまうことです。

いわゆる「不労所得」を手に入れれば、自分は好きなときに好きな仕事だけを選んでやることができます。キャッシュフローの得られる資産を持つことで、お金がお金を生み出せるようになります。

金融業界に26年在籍し、その後は自営業者として独立。並行して個人投資家としてお金に働いてもらえるところまで、様々な仕事のやり方を経験し、試行錯誤してきました。

その結論としては、最終的には3番目の方法がベストだということです。圧倒的に時間が自由になるだけではなく、自分が仕事ができなくなってしまっても、収入を手に入れる手段が残るからです。

自分の時間を手に入れるための、お金に働いてもらう仕組みづくり。その具体的方法をこれからもセミナーや書籍で伝えていきたいと思います。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年10月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。