ロシアがウクライナ4州併合:危険なエスカレーション高まる核リスク

プーチン大統領はモスクワのクレムリンで行われた式典で、ウクライナの東部や南部の4つの州をロシアが併合する「条約」に署名をしました。4つの州は、ウクライナ東部のドネツク州とルハンシク州、南東部ザポリージャ州、南部ヘルソン州になります。

署名するプーチン大統領 クレムリン公式HPより

当然、日本政府も強く非難しています

プーチン大統領の演説は異様でした。

演説するプーチン大統領 クレムリン公式HPより

プーチン大統領の言動にほころびが見られるという指摘も。

これに対して、ゼレンスキー大統領はNATOへの加盟申請を表明しました。

しかし、ウクライナが焦るべき局面ではないという指摘も。

演説を聞くロシア高官たちの胸の内は? クレムリン公式HPより

周辺地域を武力で従わせようとするのは1930年代の欧州と酷似してきたとの見方もあります。

また、プーチン大統領は、核などを念頭にあらゆる兵器で自国領を守ると強調しています。

プーチン大統領が本当に核攻撃を行う可能性が高まってきました

日本への原爆投下に言及し、「米国が核兵器使用の前例を作った」と責任転嫁の下地作りも。

ロシアの無法、核威嚇、核使用を絶対に許してはならないという毅然とした表明も。(でもどうやって?)

欧州では核シェルターに再び注目が集まっているそうです。

アメリカはロシアにいる自国民の退避を勧告しています。

戦後秩序を覆しつづけるロシアが生み出す緊張は、エスカレーションする一方です。

演説するプーチン大統領クレムリン公式HPより