プーチン大統領はモスクワのクレムリンで行われた式典で、ウクライナの東部や南部の4つの州をロシアが併合する「条約」に署名をしました。4つの州は、ウクライナ東部のドネツク州とルハンシク州、南東部ザポリージャ州、南部ヘルソン州になります。
【随時更新】プーチン大統領演説 ウクライナ4州の併合を宣言 #nhk_news https://t.co/eQ15dLExVu
— NHKニュース (@nhk_news) September 30, 2022
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当然、日本政府も強く非難しています。
ロシアによるウクライナの一部地域の「編入」を強く非難します。これは、ウクライナの主権と領土一体性を侵害し、国際法違反であり、決して認められません。力による一方的な現状変更の試みは看過できず、ロシアが侵略を直ちに止めるよう改めて強く求めます。
— 岸田文雄 (@kishida230) September 30, 2022
プーチン大統領の演説は異様でした。
FTのモスクワ支局長、プーチン演説中のツイートで、「もう15分もウクライナに触れていないぞ」、「これは西側への正式な敵対宣言だ」と。 https://t.co/6Yhn5fWcCP
— Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 (@MichitoTsuruoka) September 30, 2022
プーチン大統領の言動にほころびが見られるという指摘も。
気づきましたか?プーチンは自身の行動で「ロシアによる併合宣言」というものを軽くしました。だから、クリミアとセバストポリを武力で奪還するハードルが軽くなりました。私見では、これで北方領土に対するロシアの領有根拠も軽くなりましたが、これについて日本はどう考えるべきかはお任せします。
— グレンコ アンドリー(新刊『ロシアのウクライナ侵略で問われる日本の覚悟』発売中) (@Gurenko_Andrii) September 30, 2022
これに対して、ゼレンスキー大統領はNATOへの加盟申請を表明しました。
ロシア側の現状変更を考えれば応分の措置といえます。 / ウクライナ大統領がNATO加盟申請を表明 (共同通信) #NewsPicks https://t.co/BBMsUWR0rp
— 峯村 健司 / Kenji Minemura「ウクライナ戦争と米中対立」(幻冬舎新書)発売即重版御礼 (@kenji_minemura) September 30, 2022
しかし、ウクライナが焦るべき局面ではないという指摘も。
正直、先日キーウ安全保障盟約原案の発表をしたばかりで、NATO加盟を急ぐ必要のある局面ではない。ロシアが出してきた無意味な騒音に対して、対抗の大音量情報をぶつけただけかと。今はNATO加盟うんぬんよりも、キーウ盟約案とレオパルド2やアタクムスの提供への支持を高めることの方が大切だと思う。
— Hirano Takashi / 平野高志 (@hiranotakasi) September 30, 2022
周辺地域を武力で従わせようとするのは1930年代の欧州と酷似してきたとの見方もあります。
ロシア、ウクライナ「併合」強行 1930年代と酷似https://t.co/Ky25Iu1T7T
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) September 30, 2022
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また、プーチン大統領は、核などを念頭にあらゆる兵器で自国領を守ると強調しています。
【速報】
ロシア大統領は核などを念頭に、あらゆる兵器で自国領を守ると強調した(時事) https://t.co/PZVtYgzOBL— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) September 30, 2022
プーチン大統領が本当に核攻撃を行う可能性が高まってきました。
ロシアが核攻撃をすれば、西側は核で報復しないが通常兵器による報復を行うという匿名情報をメディアが報じました。そうなればいいですが、🇺🇦全面侵略の前に西側は、侵略が起きた場合は🇺🇦に最大限の支援、🇷🇺に最大限の制裁を実施すると示唆しました。(続く)
— グレンコ アンドリー(新刊『ロシアのウクライナ侵略で問われる日本の覚悟』発売中) (@Gurenko_Andrii) September 27, 2022
日本への原爆投下に言及し、「米国が核兵器使用の前例を作った」と責任転嫁の下地作りも。
プーチン氏「米が核兵器使用の前例」、日本への原爆投下に言及 https://t.co/2sGBMfHXwx
— ロイター (@ReutersJapan) September 30, 2022
ロシアの無法、核威嚇、核使用を絶対に許してはならないという毅然とした表明も。(でもどうやって?)
《国連憲章違反の領土併合を糾弾し、併合の即時撤回を求める》
談話を発表しました。ロシアのこれ以上の無法、核威嚇、核使用を絶対に許してはなりません。https://t.co/hyGqFmYA1p— 志位和夫 (@shiikazuo) September 30, 2022
欧州では核シェルターに再び注目が集まっているそうです。
ウクライナ侵攻で核シェルターに再注目 スイス
ロシアのウクライナ侵攻を受け、スイスでは冷戦時代に造られた核シェルターへの関心が再び高まっている。映像は3月撮影。 pic.twitter.com/FVKqSCFcma
— AFPBB News (@afpbbcom) September 30, 2022
アメリカはロシアにいる自国民の退避を勧告しています。
米国はロシア在住の自国民の退避を勧告しました。実はここ一週間で聞いた一番悪いニュースはこれです。パイプラインの爆破といい状況はエスカレートしています。米露戦争が勃発する可能性は冷戦時代でもここまで高まった局面はそうそうない。
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) September 29, 2022
戦後秩序を覆しつづけるロシアが生み出す緊張は、エスカレーションする一方です。