最高のセルフブランディングは出版して著者になること

会社員にも副業が認められるようになり、日本人の働き方が大きく変わる「働き方革命」が始まっています。

企業で働く人の中には、管理職として多くの人をマネジメントするような仕事をする人もいますが、多くの人は個人事業主と同じような立場で、会社と契約して仕事する方向に変わっていくことでしょう。個人事業者のように生き残っていくためには、競争相手との違いを明確にする必要があります。

また、医者、歯医者、弁護士といった専門士業の人たちも、同業者同士の競争が激化し、セルフブランディングによる差別化を考える必要が出てきます。

つまり「セルフブランディング」が、今まで以上に重要になるということです。

初対面の人に名刺を差し出しても、おそらく次の日には忘れられてしまうはずです。しかし、自分が書いた本を相手に渡せば、「著者」として印象に残り、ブランド構築をすることが可能です。

書籍を出版した著者になることに対しては、出版不況と呼ばれる今でも、多くの人が高い評価を与えてくれるのです。

かく言う私も、2005年に「内藤忍の資産設計塾」でデビューしてから既に40冊以上の書籍を出版してきました。

最近では、「10万円からはじめる!初めての人のための資産運用ガイド」(写真)がシリーズで累計33万部を超え、すべての著作を合計すると、恐らく80万部を超えているはずです。

この著者としての実績が、知名度向上やブランドイメージにつながり、2012年に資産デザイン研究所を設立してからのビジネスに大きく貢献してくれているのです。

今回、出版コンサルタントとして活躍し、自らもビジネス書作家でもある水野俊哉さんと13回目となるセミナーを開催することにしました。

何を描きたいかという明快なコンセプトさえあれば、誰でも出版は可能です。その具体的な方法を参加者にお伝えします。

セミナーは、SHINOBY’S BAR 銀座での開催ですので、美味しい食事とドリンクを楽しみながら、肩の力を入れることなくリラックスした雰囲気で楽しめます。

出版に関してまったく知識のない人でも気軽にご参加ください。

そして、新しい仕事のルールにいち早く対応し、セルフブランディングによって収益化できる仕事の仕組みを構築するチャンスを掴んでください。

lechatnoir/iStock


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年10月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。