毎度お騒がせのひろゆきですが、今回は終末医療の話題です。
少子化が続き、高齢者割合が増えてます。勤労世代の負担増を止めないと社会は持続出来ません。
「寝たきり老人の胃ろうに保険適用しません。飯が食えない老人は自費で生き残るか諦めてください」と言える政治家が必要になります。
嫌われる役割を未来のために誰が背負うのか?https://t.co/ZOlbn3Mo8I— ひろゆき (@hirox246) October 17, 2022
北欧の福祉の話で、スウェーデンでは高齢者に胃瘻手術をするのは保険適用されません。
アメリカ老年医学会、米国アルツハイマー協会、ヨーロッパ臨床栄養代謝学会は、高齢者や認知症患者への胃ろうは反対しています。
どの文献に高齢の認知症患者に胃ろう手術を推奨すると書いてあるのですか?— ひろゆき (@hirox246) October 18, 2022
これには大反発が噴出。
「寝たきり老人の胃ろうに保険適用しません。飯が食えない老人は自費で生き残るか諦めてください」と言える政治家が必要?とんでもない人権侵害発言。
すべての国民の人権を保障する義務は国にあります。すでにコロナ禍で高齢者の人権侵害は深刻です。人権侵害を煽るような政治家は要りません。 https://t.co/6CXwC1UZ6j
— 中央社会保障推進協議会(中央社保協) (@chuo_shahokyo) October 17, 2022
ひろゆきに賛同する人々に問いたい。現役世代の人が何かの事情で胃ろう、透析などを受けねばならなくなったら、みんな観念して、自分はここで死ぬのが世のためだと思って、治療を拒否するのかなあ。いろんな人が生きてこそ社会だと思うのだが。 https://t.co/k3aRpTvfjm
— 山口二郎 (@260yamaguchi) October 18, 2022
医療現場からは賛成論も。
胃ろうは虐待。
自分で食べられなくなったらそれを寿命と受け入れる。
スウェーデン式を日本も選ぼう。
最後まで人間らしく生きたい。 pic.twitter.com/Xrp23FZosA— ピストバイク (@de82_5) October 17, 2022
ひろゆき氏の理解の方が正しい。北海道大学がまとめた資料を見ると、欧米では口から食べられなくなった認知症患者は、自然とお看取りする流れがスタンダードとのこと。
本人の同意無しに苦痛を伴う胃ろう延命することは人権侵害だとも書かている
【欧米豪の終末期医療】https://t.co/cbf682bYyr https://t.co/G0k78Fwd5v
— べゐこん (@okame366) October 18, 2022
終末医療の保険適用は昔から議論になっている問題ですが、無条件に適用されるわけではありません。人工透析については騒ぎもありました。
「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」の長谷川豊や、津久井やまゆり園で障害者を大虐殺した植松聖と全く同じだな。
国家や権力者にはベクトルを向けず、弱者にベクトルを向けてガス抜きする言説、権力者に捨てられたくなくて必死かよ。 https://t.co/dRzaLF9lmt
— 飯田光穂 | NOISIE(ノイジー)編集長 (@mihoiida_tw) October 17, 2022
→但し意思疎通が全くできない寝たきりの方に安易に胃瘻が作られた歴史があり、今は保険適応に制限が付きます。このころのイメージが強く延命胃瘻は嫌という方もいらっしゃいますが胃瘻を作る意味を理解して頂ければ納得してもらえます。
また、寝たきりでも意思疎通ができる以上は一人一人相談です。— 岡本宏史(外科医 Hiroshi Okamoto) (@hiroshiok531) October 18, 2022
これに「優生思想」という話がからんで、おなじみの界隈に騒ぎは拡大。
この世に医療費で潰れた国はないが、優生思想で滅んだ国は多い。
あと、現在の日本を医療費で潰すのはほぼムリです。
こちらを→ https://t.co/ryK0H0nv1F https://t.co/2KAXYOeN0P— 井上純一(希有馬)新連載『逆資本論』の同志募集中 (@KEUMAYA) October 17, 2022
優生学は不妊手術による「遺伝子の選択」を問題にしているので、終末医療とは無関係。
ただ延命治療の「命の選択」は、保険財政だけでなく、本人の幸福のためにも考えるべき問題。 https://t.co/H1lRAauGqC— 池田信夫 (@ikedanob) October 19, 2022
コロナでも膨大な医療費の無駄が発生しましたが、老人医療の窓口負担などとからんで、終末医療の負担は政治が向き合うべき問題だと思います。